23日はキリのいい日
2020.01.23(木)
1月19日(日)の夜に、「noteをやってみたい」という欲が高まった。次の瞬間にはこう思った。
「2020年2月1日から始めるか。キリがいいし」
そんな十人並の発想に満足し、2月までの暇をネタ集めで潰すつもりだった。
カレンダーを見ると、今日は1月23日だった。
1,2,3と並んでいるのは気持ちいいが、23は奇数であり素数でもある。奇数も素数も1~31の中では珍しくもなんともないし、「キリが悪い」と感じる要素しかない数だ。
特別な理由がない限り、23日から新しい何かを始めようとあらかじめ決めておく人はたぶんいないだろう。
そして、今日は木曜日。
木曜日はどう頑張っても「ちょうど」がそぐわない曜日のひとつだ(もうひとつは火曜日)。
このちょうど感のなさがとても気に入って、いつでもない「今日」にnoteを公開しようと決心した。
決めてしまえば早い。私は生来、書くのを苦に思わない質だ。
「ちょうど感」のない日は締め切りにふさわしい。
私の尊敬する上司の一人が、ミーティング中にこんなことをおっしゃった。
「金曜日とか月末に締め切りを設定するのは、センスがないよ」
いまだこの言葉の意味を漠然としか理解していないが、聞いたときにはぐうの音が出なくなり、自分に言われたわけでもないのに椅子の上で小さくなった。
それ以来、週末・月末に大事な締め切りを置かないようにしている。
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私は23日生まれだから、23日はちょっとだけ特別な日だ。だから「今日は23日だ」と気づくと、何気ない平日であってもなんとなくうれしい。23日生まれと知るとちょっとだけ親近感を覚える。
ほかの人から見るとどうでもいい日が、自分にとってはちょっとだけ大切な日。たぶん誰にでもそういう日がある。
最後まで読んでいただきありがとうございます。