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【二重影】 廻(inst.) 楽曲解説

 2022年2月18日にiTunes Store限定でダウンロード販売が開始された慟哭〜doukoku〜の2ndフルアルバム『二重影』の収録曲1曲目「廻 (inst.)」について解説したいと思います。

 ちなみに「廻 (inst.)」は「めぐり」と読みます。

2nd Full Album『二重影』 01. 廻【作曲:文哉】

 2ndフルアルバムを制作するにあたり、アルバムの1曲目はインストゥルメンタル曲にすることは最初から決めており、やはり1曲目はアルバム全体の世界観を表す曲でありたいと僕が思ったこともあり、この曲はアルバム制作の最後の方の時期に作った曲になります。収録する楽曲全体の雰囲気を鑑みてから作りたかったので。

 今までの慟哭〜doukoku〜のアルバム1曲目はインスト曲が多く、それらのほとんどが切なく綺麗な楽曲である傾向にありますが、今回はアルバムコンセプトの方向性により、少々攻撃的に仕上げたかった結果、今までのインスト曲とは少々違った印象のものが出来たと思います。

 暗く浮遊感のある世界も作りたかったので、インダストリアル、アンビエント要素を取り入れてあり、そして攻撃的要素として楽曲後半はオーケストレーションで壮大に。その後半部分は僕の趣味趣向が練り込まれていますが、それはもうご愛嬌、ということで。

 ちなみに曲中盤のアンビエントピアノの音、そしてそのピアノから曲後半のオーケストレーションに差し掛かる直前の空間を包み込むようなシンセ音、これらは特に拘って作ってみました。とはいえ、この拘りも地味なものなのですが、これもご愛嬌、ということで。

 この曲はアルバム『二重影』の世界の序幕です。入り口です。まずこの曲を聴いてから他の収録楽曲へのドアをノックしてみて下さい。より深みを廻り、入場することが出来るかと思います。

▼2nd Full Album『二重影』ダウンロード購入はこちらから(iTunes Store)→ https://linkco.re/aTD1mTDT
▼兄弟デジロックV系ユニット『慟哭~doukoku~』/ 2nd Full Album『二重影』Web Trailer → https://youtu.be/b6Q1A7z58cQ

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