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実店舗がネット完結型の宣伝、広告を打つ無意味さ

今月は友人の店が色々と動く。コーヒー屋さんは1月でいったんお店を閉めてしまうし、ハンバーガー屋さんは移転をする。特に年齢も近く仲も良いので二つのお店がほぼ同じ時期に一旦ではあるが閉まってしまうのが寂しい。特に当店に来てくれたお客様にご紹介する事の多かった2店舗なのでそれが出来なくなるのもなんだが寂しい。

両店ともパワーアップしてより良いサービスを提供する為のステップアップなので後ろめたさは無く、期待と楽しみしか無い。

そういえば今朝GGSの集いに女性お一人の申し込みがあった。なんとも嬉しい出来事。絶対に行きづらい中、声を挙げて頂き感謝感謝感謝である。来てよかったと思える会にしたい。

そんなこんなで最近思う事がある。色々と置かれた環境で考え方は違うので様々あっていいのだけれどネット完結型の広告や宣伝をしすぎている気がする。もちろんオンラインショップはそうであるべきなのでそうしないといけないと思うが実店舗を構えているお店はどうなのかな。と疑問に思っている。

商品紹介をしてこれでもかという位その商品について語り尽くした文章を書き、宣伝。多分同じ事をお店でも言っているのだと思う。いずれにせよネットでそうやって広告、宣伝を打って全てネット上でお客様の購買意欲が決定してしまうのはオンラインショップでやればいい事で実店舗を構えているならお店にまず来ていただかないと始まらない訳だしお店に来た時に一つでも感動や喜びがあった方が良いのになぁと思ってしまう。

間違いなくそれを見てお店に行く人も居るのは分かるがその買い物にネットで買った以上の喜びは生まれないという事が言いたい。だったらネットでいいじゃんって思うのと店舗が試着の場でしかなくなるよという事である。お店を持つ意味とかお店があるからこそ提供できる価値を実店舗はもっともっと考えて行かないと生き残れないと思う。

そんな事を偉そうに言っている自分も自分でそこをもっと突き詰めないといけないしお客様にわざわざここまで来ていただく理由と動機を提供出来ないといけないと日々考えている。

なんの商売でも同じだけれどお客様がいないと商売は成り立たない。数多く同じジャンルのお店がある中で自店を選んでもらえる努力を皆している。していたって無くなっていくお店もある。伝えたい気持ちも分かるが今の時代調べれば同じような情報は誰でも手に入れられる。だったらお店でしか伝えられない事をご来店くださったお客様に提供する事しか今はもう価値がない。それがそのお店が存在する意味であると思うから。

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