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スピーカー付きミニ液晶モニタを作った

こんなやつ

これはメガドラミニ2を繋げて遊んでいるところです。
音もけっこういい感じで鳴ってると思うのですがいかがでしょう?
しかし、アフターバーナーを付属のコントローラーでやるの無理ゲーすぎる…これのためにサイバースティック欲しいのですが…高すぎます。
PS5とかのアナログスティック付きのコントローラを使用できたりしないのでしょうか?無理??

とはいえ…2万円程度のモバイルモニタを買った方がコスパ的にも性能的にも100倍くらい満足度は高いと思います。
それなのにわざわざ自作したのは…完全にただの自己満足です…ハンダ付けがしたいんやー!

元々はRaspberry Piにつなげようと買った液晶ディスプレイがどう設定してもドットバイドットにならず、横に潰れたような感じになってしまいそれにブチギレて放っておいたものをなんとか再活用してみようとはじめたプロジェクト(?)です。
しかし今ラズパイって市場に全然なくて買えないのね?
さらに当時10000円くらいで買ったはずですが、14000円以上になってる…怖い。

筐体の設計

液晶ディスプレイとスピーカーを納めるための筐体(箱)を設計します。
CADを使って設計したモデリングデータを3Dプリンタで出力して…とかやってみたいのですが知識も技術も全くないので、イラレで平面図を描いてそれを元に板(MDFやベニヤ、アクリル板等)をレーザーカッターで切り出して…という工程を踏みました。

はじめにMakerCaseというサイトで筐体の大きさの箱データを作成してsvgに出力します。
このサイト、板の厚さを考慮した箱データを出力してくれ、何と言っても角面つなぎ部分フィンガー形状にしてくれるのが超便利なのです。
素人がクランプなしで箱組みしても綺麗な直角で接着するの難易度が高いので…。

で、出力したsvgを元にイラレでスピーカー用の穴あけたりなんなりを追加して出来たデータがこんな感じ。

これをレーザー加工してくれる業者に送ってMDF板に加工してもらいます。
わたしはAnymayというところをいつも利用しています。
他と比べて安いか高いかはよくわかっていませんがサイトがおしゃ可愛なので気に入ってます。

揃えたパーツ

スピーカー

最初は電子工作キットのスピーカーを使用してみたのですが、音割れが酷く全然いい音でならなかったのでダイソーのミニスピーカーに変更しました。
ダイソーのミニスピーカーは好きモノがエンクロージャーを自作して良い音にするASOBIをする逸品。
しかし2000円が300円に負けるとは…最初からダイソー買えばよかったorz

ダイソーのスピーカーをスピーカー/アンプ基板/配線コード、とバラバラに分解します。
アンプ基板からコード類を外す前にコードがどこに接続されているのかわからなくならないように写真を撮っておきます↓

基板にも印刷されてはいますがコードを外す際にあてたハンダで焦げて印刷が完全に見えなくなっていたので、事前に写真を撮っておいた俺がグッジョブすぎました。
あと前述したエレキットの基板よりも圧倒的に小さくて取り回ししやすいのも良いですな。

コネクタ・ケーブル類

HDMIとUSB(電源)のメスコネクタ。
こんなイキったごっついもの買う必要は全くなかったです。
無駄に大きくて筐体からはみ出しそうになったし。
とはいえHDMIのメスコネクタで取り付けが楽なモノもなかなかなかったりもする。

USB(電源)メスコネクタに接続する用のオスコネクタ。
これにスピーカーと液晶ディスプレイの電源ケーブルを並列で接続します。

液晶ディスプレイのUSB(電源)はマイクロUSBなのでマイクロUSBオス基板を購入して前述したUSBオスコネクタとハンダ付けします。

そしてこの逸品(?)。
HDMIケーブルってぶっとくて取り回しが非常にし難いのですが、これはペラペラのリボンケーブルなので取り回しが非常に楽です。
コネクタも各種形状、オス・メス共に取り揃えており(ストレートアングルタイプもある)ケーブルとの接続もワンタッチの圧着タイプでハンダ付けいらず!
もー便利。何個あっても良いですね!

電源スイッチ用のトグルスイッチトグルスイッチ用ON-OFF文字板は完全に見た目重視で買いました。かっけえ…。

筐体に納める

できあがり!

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