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2027.03.22(金)20年

月曜出し予定の原稿を午前中に仕上げ、社内SNSにあげた。自分としてはしっかりほどほどにまとめたつもり。退職間際なので担当案件が収束しつつあることもあり、余裕を持って原稿を仕上げることができた。さて上司からどれほどの指摘があるかわからないが、最悪土日でなんとか対応できるだろう。

午後は20年来の親友Pと食事の約束。Pは今日午後休を取っているが、正午付近に用事があるだかで14:00に都心集合となった。今の会社は時間管理がゆるゆるなので、作業さえ終わってればこうして友人と平日ランチもできる。もちろんたまにだけど。新しい会社もその辺緩めらしいのだが、そうは言っても基本勤務時間が今より1時間長いので、なかなかこうは行かないだろう。


Pとはここ数年、2ヶ月に1回程度のペースで会っている。コロナ前の数年間は3〜4ヶ月に1度程度だったが、かつては1、2週間に1度のペースでつるんだ時期もあった。数少ない、学部生時代から今に至るまでサシで話せる仲である。共通の趣味があるわけでもないのだが、恋愛や仕事の悩みを共有してきた。


今回の転職にあたっても、そこに至る職場環境や仕事への適性について、特にここ2年間はしょっちゅう愚痴を聞いてもらっていた。

中国料理店で遅めの昼食。Pの私生活、俺の転職活動の振り返りが話題の中心。後半は店を変えて喫茶へ。もう夕方近かったので互いにスイーツは注文しなかった。サイフォンコーヒーをブラックで飲んだ。 

採用選考中、B社に行く気満々だったがそれでいいのか?と考え直して大いに悩んだ数日間があった。苦手なクライアントワークを克服してB社で仕事の幅を広げるか、社内エキスパートとしてC社でストレスなく能力を発揮するかで悩んでいた。俯瞰ではB社、直感ではC社。俺を知る数人に意見を求めたところ、全員C社と回答。中でもハッキリと「C社だね」と答えたのがPだった。

そう言えば、まだ転職エージェントにも登録していなかった昨年の初秋だったか、現職の悩みを伝えたときにPからこんな提案があった。「あるかどうかわからないけど、客相手ではなく社内でライティングに集中できる職種があれば、フミヲに向いてるかもね」。まさにC社の仕事がそれなのである。

前任者との引き継ぎなどでC社に訪問し何人かの社員と接したが、期待をひしひしと感じた。もしB社だったら、こうはならなかったと思う。俺を評価してくれたのは一部の課の方々だけであり、会社としては俺はコマの一つに過ぎなかったように思う。そして、実際に働き出してからクライアントワークとの折衝や社内スタッフへのディレクションでボロを出しまくっていただろう。C社を選んで本当に良かったと思う。ひとえに、持つべきものは友である。

今回の転職を一言で表すと「生き返った」。これに尽きる。

帰宅途中に上司から原稿の赤字あり。軽微なものだったので、すぐ修正して営業経由で前倒し提出した。

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