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石灰岩のスクリーン(映画エッセー4)

2020年に日本公開の映画ベストテン。

1.ヴィタリナ(監督:ペドロ・コスタ、2019年製作)
2.空に住む(青山真治、2020)
3.死霊魂(ワン・ビン、2018)
4.れいこいるか(いまおかしんじ、2019)
5.魔女がいっぱい(ロバート・ゼメキス、2020)
6.ブルータル・ジャスティス(S・クレイグ・ザラー、2018)
7.リチャード・ジュエル(クリント・イーストウッド、2019)
8.一度も撃ってません(阪本順治、2020)
9.空に聞く(小森はるか、2018)
10.彼方より(高橋洋、2020)

他にも『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は映画館で一番笑ったし、Netflixで見た『最高に素晴らしいこと』は現代を代表する目に見えない疾患に対して視覚的な表現のアプローチが誠実だったように思う。ワイズマン新作やケリー・ライカート特集、森崎追悼特集や『怪談 回春荘 こんな私に入居して』の上映に駆け付けられなかったのが悔しい。
一番泣いたのは『ジョジョ・ラビット』。決して同じ画面に収まらず、切り返しで踊り続けるラストシークェンスの二人。ボウイがドイツ語で歌い倒すあの名曲。

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