食事の際の「塩分」や「糖分」について考えてみましょう。
Ⅰ「塩分摂取量と生活習慣病との関係について」
塩分摂取量が多いと、生活習慣病にかかるリスクが大きくなる理由はいくつかあります。
高血圧: 塩分は体内の水分バランスを調節するため、摂取すると血液中のナトリウム濃度が上昇します。ナトリウムの増加によって、体内の水分量が増え、血液量も増加します。その結果、血圧が上昇し、高血圧のリスクが高まります。高血圧は心臓や血管に負担をかけ、心臓病や脳卒中などのリスクを増加させます。
心血管疾患: 高血圧の他にも、高塩分摂取は心血管疾患のリ