咽頭全摘出とは

はじめまして。
咽頭全摘出手術を受けた普通のおじさんとして、経験談を中心にお伝え致します。
医学的な情報は別途お調べ下さい。

先ずはじめに咽頭全摘出についてです。
わたしも病名を告げられるまでは耳慣れない名詞でしたが、咽頭はイントウと読みます。簡単に言えばのどの辺りのことです。

ここでいうのどの概念とは頸の中身で、要するにクビの中の器官を取り除くことを咽頭全摘出と呼びます。

もちろん取り除くだけでは生活出来ないので再建手術による機能回復も行いますが、現在の医療では声帯再建が出来ないため、発声機能が失われるのが最大の後遺症です。

よく知られるところでは、ミュージシャンのつんくさんや、政治家の故与謝野馨さんががん治療のために受けています。

咽頭全摘出者は発声出来ない障がい者として、その後の生活を送ることを余儀なくされます。命と引き換えに声を失う治療方法で、最後の手段だと受け止める覚悟が必要です。

今後はどんな病気の治療法なのか?実際手術してどうだったのか?などをアップしていきます。
皆さんの周囲に咽頭全摘出者の方がいらしても、なかなか実態を聴き難いと思います。
ですのでこのnoteを通じて理解を深め、摘出者とその周りの方が少しでも暮らしやすくなれることを期待します。

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