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あなたが退団するその日まで

友人に連れられて宝塚を初めて観たのは、2018年1月の雪組公演。

1階席の一番後ろで、双眼鏡もなく、なんとなくフォルムでしか役や姿形がわからないけど、あなただけははっきりとわかりました。

今でもそうです。
双眼鏡がなくてもわかる輝き、群衆の中にいても自動的に目がピントを合わせてしまうのはあなただけ。

気づけば全組観劇し、宝塚の長い歴史の一幕を、ゆるゆると拝見してきました。

初めて観劇してから3年半が過ぎ、本日。
ついに、二番手の白くてキラキラ輝いた大きな羽根を背負われて、大階段を降りてくるあなたに、声なき声が漏れました。
頼もしいお兄さん3人と一緒にいた姿を見慣れていたので、頭ではわかっていたのに、二番手に急に飛び級したような、そんな驚きの気持ちで、気づけば泣いていました。

幕が開けてからずっと、シティハンターのコメディータッチな作風にはとても合わないような、万感の思いに満たされていました。

言葉にならない感激とともに、あなたがここまで歩んできた裏で、並々ならぬ努力されてきたのだと改めて感じました。

私がとりわけ好きなのは、明瞭で聞き取りやすい発声。低くキリッとした歌声。キュートでお茶目なアドリブ。
そして、美しさを人間の形にして生まれてきたような気品のあるお顔立ち。
お顔立ちだけでも十分に、周りの方よりも飛び抜けてしまうけど、そんなことに甘んじず、鍛錬を積まれてきたのだと思います。

朝美絢さん、あなたがきっとトップスターとなり退団するその日まで、私はあなたを応援します。
どうか健やかに幸せに、日々をお過ごしください。
多くのファンの皆さまと一緒に、お慕い申し上げております。


あとがきと言い訳

あまりの感激に一気に打ったものの、私の愛がTwitterの文字数を超えていたので、記録することにしました。

実は、宝塚とは少し距離を置いてもいいかなと思っていました。
元々観劇には行くものの、ファンの方々ほど貢献はしていないし、他の好きなものもある、といったその程度のファンなのですが。

生活スタイルが変わるので、時間とお金の使い方を、どこかでセーブしないといけないなとぼんやり考えていました。

でも、朝美絢さんは、応援し続けていたい。
無理。離れられない。宝塚初恋の人は、とくべつ!!!!

という決意表明でした。
わくわくする二番手応援期を、自分なりに満足ゆくまで応援させていただきます!!
見聞きしてはいたけど、二番手ほんと美味しい役だらけだな!!!

来年のカレンダーも楽しみです!!
好きな人が活躍しているの、幸せだな〜〜

私もがんばろう。
いつも生きる力をくれて、ありがとうございます。

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