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たくさんの引き出しを漁ってみたけど見つからない
目の前に、たくさんの引き出しが並んでいる。重厚な木でできたその引き出しには、それぞれ宝物が収められている。
自分が欲しいものはどれだ?
引き出しをいくつも開けてはぶちまけては漁り、いつのまにか収集がつかなくなっていた。
◆◆◆
といっても、それは部屋の話ではなく、自分の内側の話。
ここ数日、Twitterやnoteから離れていました(ちょっと覗いてはいたし、逆にインスタは更新頻度高かったけども)。
先日、長年の友人と会った。主な話題は、婚活の話や最近ハマっていることの話。
楽しかったんだけど、友人の近況を聞いていたら「なんだか自分はぬるま湯に浸かっている気がする……」
そう思ってしまったもので、発信する元気を失っていた(言っとくけど友人のせいじゃないのよ)。
仕事もプライベートも、今の環境がまあまあ居心地が良い。気づいたら立ち止まったままで、時代に取り残されてしまったような、そんなぬるま湯環境。
長年自分が考えていた「自分が心地よい仕事をする」はある程度叶っているけど、なんだか満たされていない。自分がわからなくなった。
◆◆◆
それから急に、封印していた、中高時代に演奏したCDを久々に聴きこんだ(吹奏楽部だったので)。
友人に教えてもらった婚活サイトを覗いてみた。
いつもは聴かない洋楽を聴いてみた。
使ったことのない色のマスカラを試してみた。
文具女子博に1人で行って、箔押しのキットを買ってお絵描きしてみた。
いつも以上に、カメラを持ち歩いて身の回りを撮影しまくった。
そんな感じで、新しいものをどんどん取り込んでいった。気分転換にはなったし、楽しかった。ただ、ぬるま湯に浸かった感覚からは脱出できなかった。
婚活サイトを見ていて気づいたけど、離婚してから、男の人と接することがだいぶ怖い。正直、恋人はほしいなあ、と思う。でも、自分の内側にぽっかり空いた穴を埋めてもらうことを相手に期待してしまっている。これではダメだと思った。依存してしまいそう。
散らかすだけ散らかして、どんなに新しいことを始めても、写真を撮っていても、空虚な気分は拭えなかった。
自分を自分で満たしてあげることの難しさよ。
もう少し充電期間が必要かもしれない。
でも、noteを書いていないとどんどん暗い方へ引っ張られていくので、また少しずつ書いていこうと思う。
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