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損得勘定はやめて、感情を行動起点にしてみよう

損得勘定で行動していないか?
なにか選択に迷ったときは、そう問いかけるようにしている。

損得勘定=「自分にとって得か損かを打算的に判断すること」。

私はいつも損得勘定に陥りがちだ。分析が得意な人、物事を深く考える人ほど陥りやすい気がするんだけど、どうだろう?

損得勘定自体は悪いことではない。メリットデメリットを洗い出した上で、比較検討しているわけだから、ビジネスなどで役立つ場面もあると思う。

けれど、自分の気持ちを蔑ろにしてまで、損得を気にする必要はないんじゃないだろうか。


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考えてみると、損得を重視しすぎて、目先の損得ばかりを見てうまくいかなかったことが多すぎる。


例えば、日常生活。

こっちの方がコスパがいいから……と選んだお菓子を、食べてみたら自分の好みと違った。
長持ちしそうだから、と機能性ばかりを重視して買った服には、どうもときめかなかった。

例えば、受験。

自分のやりたいことは優先せずに、将来的に選択肢が増えそう、就職に困らなそう、と選んだ大学が合わなかった。

例えば、仕事。

給料が安定しているから……と選んだ仕事は往々にしてハードで、体力のない私には合わなかった。
待遇が良さそう、と選んだけど、あまり自分の持ち味を活かせなかった。

地元でデザインをやっている人は少ないはず!とたくらみ、意気込んで勉強をはじめてみたけれど、ぜんぜん身にならなかった。


損得を気にしすぎて、自分の気持ちを優先しなかった結果、ベストな選択ができなかったと思っている。(あくまでベストではなかっただけで、ベターではあったとも思う)

◆◆◆


have to(〜しなければならない)より、want to(〜したい)で生きようよ!と、よく耳にするようになった。(私が受講しているSHE likesの受講生=SHEメイトの間では、もうお約束の言葉だ)

have to(〜しなければならない)も、損得勘定も、行動を受動的にしてしまうよね。自己決定した行動なのに、誰かに行動を指示されているような錯覚を覚える。自分の感情が伴っていない。


自分の人生、自分が主人公でなかったら、どうするんだ?

自分で決めたことを自分ごととして捉えて、行動したい。もっと責任を持ちたい。

だから、最近は、こまめに自分に問いかけて、自分の感情を行動起点にしようとしている。


have to(〜しなければならない)の意識が強くないのに、なんだかしっくり感じていない人は、無意識に損得勘定をしていないか、チェックしてみるといいかも。

私は、損得でデザインに行きかけて諦めた側の人間だけど、言葉や写真という表現手段を見つけた。自分の感情を優先してみたら、もっと違う可能性が見つかるかもしれない。


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