ギリギリまで物事に取り組めない人へ やる気のチャッカマンを持とう
宿題をいつも締め切りギリギリまで溜め込んでしまう。
中学生ぐらいまではさっさと終わらせていたはずなのに、気づいたら、ギリギリで生きていたい人になっていた。
大人になっても、なかなかそのクセは直らない。けれど、考え方を変えて自分を錯覚させるワザで、着手できることが最近わかってきた。
「する」「しない」を捉え直す
何かに取りかかるときに「する」「しない」と考えると「しない」を取りがちな私。
めんどくさがるのも原因なのだが、一度やり始めたら最後まで一気に完結しないと嫌なのである。0か100な性格がモロに出ている……。
「行動しないと始まらない、なんとか動き出さなくては」
そう思っていながらも、するべきことを延ばし延ばしにして、罪悪感を溜め込んで毎日過ごしていた。
するべきことを延ばし延ばしにしているときってなんだか落ち着かないし、頭がパツパツに詰まっている感じがして精神衛生的に良くない。
わかっていても、どうしてもめんどくさくて後でやろうと思ってしまうんだよな、なんでだろう……?
ふとひらめく。
「そういえば、やることがたくさんある時の方がなんか捗るんだよな……。」
私の場合、予定が2〜3個並行しているときの方が物事にどんどん取り組めるのだった。予定がない方が捗りそうなものなのだが、そんな日は不思議なことにダラけてしまう。
予定がある方がサクッと取り組んでいるのだ。マルチタスクが苦手にも関わらず。
ここにヒントがありそうだ。
「しない」選択肢をなくす
そこで、「する」か「しない」かではなく、「A」か「B」で考えてみることにした。
例えば、家事をしなければならない。
家事を「する」か「しない」かではなく、
「A」…自炊する
「B」…洗濯する
選択肢を2つ作る。
すると、どちらを選択しても家事を「する」ことになる。
「しない」選択肢を目の前からなくすのである……。
狭い選択肢になるように、あえてフィルターをかけて、物事に集中するようなイメージだ。
選択肢がありすぎると選択できない?
行動心理学の観点で言うと、人間は選択肢がたくさんあると、ストレスを感じ逆に選択できなくなるらしい。
「する」「しない」で考えると、「する」の中に含まれた選択肢「Aをする」「Bをする」「Cをする」などたくさんの選択肢が出てくる。そして「しない」選択肢もある。
たくさんの選択肢で頭の中がとっちらかってしまう。
一方、「A」か「B」かで考えれば、選択肢は2つになる。
行動心理学を踏まえて考えても、どうやら選択肢を2〜3つに絞るのは有効のようだ。
やる気にどう火をつける?
やる気が起きるのを自然に待っていれば、そのうちやる気が起きるのも知っている。
けれど、時間の流れは私のやる気など待ってはくれない。やる気が起きるのを待っていたら、ここぞというタイミングを逃しかねない。
そんな意味でも、やる気への着火方法を知っておくのは大事だと思う。やる気のチャッカマンを備えておけば、ここぞというタイミングを逃さずに行動できるんじゃないだろうか。
ぜひサポートいただけると嬉しいです。いただいたサポートは、カメラレンズの購入に充てようと思います☺︎