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【2023年 買ってよかったもの大賞5選】"足るを知る"を教えてくれるものたち

こんばんは。
今日は仕事始めでした(4日の私が書いています)。

雑草抜きをして、新年気分もぶっとんでいく疲労っぷり。でも、黙々と作業するのも雑草抜きがメキメキ上達していくのもおもしろくて、夢中になって仕事しました。

いまさら感満載ですが、2023年の購入品で気に入っているものをご紹介します。

2022年はダントツで大賞がいたのですが、2023年は選びきれなかったので5点です。絞りに絞って選びました。

▼ちなみに2022年のダントツはこちら

物について書いているといつも思いますが、やっぱり私は物をコテコテに溺愛してしまうのですね。物欲がたくさんあるわけでもない。物欲の先にあるもの。

執着のような気もしますがそこは愛と言い聞かせて、2024年も物を存分に愛でる1年でありたいです。


シャイニー 日付印 S-300


シンプルな小さめの日付印
小さいです。が、この主張のなさがいい。

普段、トラベラーズノートパスポートサイズをメモ&日記帳として持ち歩いています。

ポケットに入るサイズのノートゆえ、大きい日付印は主張しすぎてしまうことが悩みの種でした。だからといって、手書きで日付を書くのも統一感がなくて、どうにかならないものか。

そんなとき、トラベラーズノートの直営店、トラベラーズファクトリーで見つけたスタンプが「シャイニー 日付印 S-300」。 

パスポートサイズにもピッタリの小さめサイズ。フォントもシンプル。やっぱり公式はわかってるね(何様?)。

黒のボディに、赤のボタン。主張しすぎないけど、コロンとした見た目も愛でたくなる佇まい。ヨーロッパの文具っぽいですが、台湾のブランドの文具だそうです。

このスタンプを押すときの、カシャンという音がまた心地よい。1日を締めくくり、明日へ一コマ進めてくれる感覚があって、使うたびに嬉しくなります。


7NaNatural カラーパレット


カード1枚サイズに、全ラインナップのカラーが入っています。
(パレットちょっと汚れていてすみません)

天然成分100%、唇にも目元にもフェイスカラーにも使えて、使い切れるミニサイズ。手持ちのコスメをミニマルにしたくて、ずっと気になっていた7NaNaturalのカラーパレットです。

クリスマスにオリジナルインセンス付きのコフレが出たので、満を辞して購入!

ラメほどではないけれど、目立つパールが全色に入っています。
「ひと昔前のギャルみたくならないかな…」と心配でしたが、瞼にさっと馴染ませるだけで今どきな顔になってニヤニヤしてしまいました。

「ちょっとひとひねり」な色味で、アンニュイな雰囲気を纏えます。

「さすがにリップは違和感あるのでは?」と思いつつ、リップも塗り塗り。すると、不思議なことにパールがギラギラなのに派手すぎず、顔がパッと明るくなる感じ。肌の色味との相性もよかったのでしょうか。

(いろんなところに使えるフェイスカラーあるあるだと思うのですが、リップはしっかり保湿をしてから塗る方が綺麗です)

そして驚いたのは、1日歩き回った後でも、色が残っていること。

私はまばたきが多いので、色の乗っている範囲が多少広がる感じはしますが、バーム状のテクスチャーのわりにキープ力も発色も良いです。

小さくて薄いので、持ち運びもOK。

これ1枚で、カラーメイクがほぼ完結するの、強すぎないか?

コスメポーチがミニマルになって満足。
個人的には、使用済み容器の回収・リサイクルに力を入れているのも推したい理由のひとつです。


平岩愛子 スタッキンググラス


スタッキングできます。

食器はすぐ割ってしまうから、高すぎないものでいいか。そう思っていた食器安物派だった私ですが、唐突に器に目覚めました。

久しぶりに購入したお気に入りが平岩愛子さんの スタッキンググラスです。

こちらは、豪徳寺の「うつわのわ田」さんで購入したもの。
ここの店主さんは、作家さんのことや器の製法などを丁寧に教えてくださって、そのうつわ愛に心打たれます。

購入すると、取り扱いの注意点、作家さんのご紹介が載ったリーフレットをつけてくださいます。
常連というほどではないのですが、近くまで行くとついのぞいてしまうお店です。

このグラスの作家さんである平岩愛子さんは、奥多摩に工房があり、再生ガラスで器を製作しているそう。

でも、琉球ガラスっぽくない?と思っていたら、平岩さんは元々沖縄で技術を学ばれていたらしいです。なるほど!(これもうつわのわ田の店主さんから教えていただきました)。

年末だったので、なますを入れてみました。
そばちょこにもなります。

光を鈍く反射させる、厚みのあるガラス。もったり感がたまりません。

飲み物のほか、おかず、おつまみ、なにを盛っても決まるのも使い勝手がよいです。重みがあるので、手に持ったときの馴染み方もいいんですよね。


MUJI 竹100%卓上用ティシューペーパー


地味です。コスパはよくありませんが、このくらい存在感薄いと嬉しい

「いつもそばに無印」が過言でもなんでもなく日常のリアルであり、無印良品大好き!と声高々には言わずとも、やっぱり無印に足が向く。そんな私です。

コスパは良くないし、目立つ商品でもないので、どうして買おうと思ったのかは不明ですが、この子のおかげでいかにティッシュを無駄遣いしていたか、気づかされました。

鼻炎持ちだから、大きいティッシュがいいとばかり思っていました。でも、普通のティッシュの半分サイズでも十分でした。

「足るを知る」を教えてくれるのは、いつも無印です。これからもついていきます。

(パッケージのビニールだけ、なんとかならないかなあといつも思ってる。紙袋とか中身オンリーでもいいのよ?)


PAPIER LABO. ROPE INCENSE


左上から右回りで「PAPIER LABO. ROPE INCENSE」、「Foretment サステイナブルパロサントブロック パッション」、「SINN PURETE オードパルファム  Blackberry & Jasmine」、「papier d'armenie ARMENIE」

ついつい香りものを集めがちです。
意識していなかったのですが、2023年は清め系の香りが多く集まりました。厄年だったから?

今年、特に愛用していた香りが「PAPIER LABO. ROPE INCENSE(写真左上)」です。

独特のセンスで集まった文具や雑貨を取り扱っているPAPIER LABO.のオリジナルプロダクト。原宿と北参道の間にあるお店も、クリーンな感じでスン……としていて落ち着きます。

袋詰めになった無機質なパッケージ、15分というほどよい燃焼時間。
このお香の生産地、ネパールでは空気の浄化のために玄関などで焚かれるようです。まさに清め系……!

ねじねじされているからか、適当に置いても途中で火が消えることもなく、ラフに使えます。

シダーのシンプルでスモークな香りが心を鎮めます。ずっと煙を見てぼんやりしている。

他3つも清め系の落ち着いた香り。SINN PURETEだけは、華やかさも甘さも清潔感も感じられる1本です。朝の気合いの一吹き!

月光荘のパレットを、あろうことかお香皿にしてしまっています。


頑固に物と向き合う


2023年に購入したお気に入りを長々とご紹介しました。つい熱が入ってしまいました。

並べてみると、素朴さ、クリーンさ、機能美、本当に好みが偏っていますね。共通点を考えてみると、無印のティッシュのところでも述べましたが「足るを知るを教えてくれるもの」かな?

物を丁寧に選ぶことは、根気も時間もかかります。けれど、これからも頑固にじっくり物を選んで愛でていきたいのです。自分の選んだ物やこと、ひとつひとつの積み重ねが、自分の色を作っていくと思うから。

ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございます。
このnoteを読んで、なにか気になるものが見つかりますように!

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