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映画版 鬼太郎の誕生

公開時、物凄く話題になっていたのですが
自分的には、鬼太郎の誕生は「ミイラ男と幽霊族の女の子供」という
墓場の鬼太郎 由来の物の認識でした。

元々、妖怪やゲゲゲの鬼太郎が好きで、コミックも持っていますし
関連書も沢山持っています。

この 墓場の鬼太郎のコミックもうちにありますし、
昨年辺りにアニメバージョンやっていたので1話だけ見ました。

映画版の方は、鬼太郎の父がイケメン化、母が美人さんになっていたので
内容が想像出来ませんでした。

映画館で観に行くことも検討しましたが、ようやく
Amazonプライムで独占配信しているものを見る事が出来ました。

昨今、ゴースト、妖怪物の映画やドラマは良く観ていたのですが
海外でも西洋物は最初こそ面白いのですが、必ず途中から聖書が絡んできて、悪魔対聖職者かゴーストハンターで、日本人的には、そこじゃない感が凄くあったんです。面白いものはありますが、ほぼほぼ同じ展開。
アジア系のは、最近のは必ずと言っていいほど
YouTuberが村とかタブー地を訪れて巻き込まれるパターン。

日本のは村シリーズだとドラマの「ガン二バル」や「鵜頭川村事件」は個人的には面白かったです。「黄龍の村」は「ベイビーワルキューレ」の監督作品という事もあり展開がそう来るか!!と従来のイメージを覆してきて、これはこれで面白かったです。全然ホラー感無いけど。

話を戻し、鬼太郎誕生の映画の舞台は昭和30年代で、横溝正史さんの金田一シリーズを彷彿させる閉塞的な。。。これも村。。。。で起こる怪異なんですが、
自分的には、こういうの観たかったんだなぁ。とホッとしてる自分が居ました。

そう、侘び寂び?

ビジュアルは全然違うのだけど、全体的な雰囲気が良いんですよね。
しかし、話を進めていくと。。。。。。。

繋がるんですよ。話をかなり膨らませて完全オリジナルだとは思いますが、
墓場の鬼太郎に繋がるんですよ。そういう事か!!と。

ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、昨今
あまり映画やドラマでは泣かないんですが、久しぶりにウルウル来ました。
しかも、アニメで。しかも鬼太郎シリーズで。

話題になるのがわかりました。

少しでも、興味があれば見て頂きたいなと思える作品でした。






グラフィックデザイナー兼イラストレーター 主に文具系デザインや年賀状関連のデザイン、書籍の中身のイラストやデザイン。個人的にストックイラストやステンシルシートの製作販売などもしています。