ジャックジャンヌ 「不眠王」感想

はじめに

ようやくジャックジャンヌ購入しました!

まだ織巻ルートしかやっていないので(2021/5/23時点)、ユニヴェール公演の「央國のシシア」が他ルートでどのような結末を迎えるのか確認していないのですが……

とっても面白い~!!!!
久々に徹夜しました!

新人公演、夏公演、秋公演、冬公演、ユニヴェール公演とありましたが、どの公演も、舞台で演じている風景が本読みの段階から想像できる内容で、
とてもやっていて楽しいです。

特に、秋公演「メアリー・ジェーン」と冬公演「オー・ラマ・ハヴェンナ」がきっと観劇していたらドハマりしていただろうな~という内容でした。
神父……神父……
ハヴェンナのラストの場面を観て、次に睦実介を攻略することを決めました。

最初は各公演の感想をまとめて、と思っていたのですが
長くなりそうだったのと記憶があるうちに一度ぶちまけておこうと思い、
ひとまず新人公演「不眠王」の感想を書くことしました。

台本読めるんですか!?

今回感激したのは、台本が読めること!ト書きもあって読み応えがある~!
一度観劇した後だと、戯曲や台本を読むとより一層作品に入り込めるな~と常日頃思いながら、ル・サンクに載っている台本とBlue-rayが手放せない宝塚ファンなのでとっても嬉しい……

新人公演 「不眠王」 あらすじ?

むかしむかしあるところに、「不眠王」とよばれる王様がおりました。
眠った次の日に前の王様であるお父上が、別の日にはお妃様が死に、王様は眠ることがこわくなってしまったのです。
大臣も、騎士も、メイド長も、そうじ番も、占い師も、城のものたちはあの手この手で王様を眠らせようといたしましたが、どうにもうまくいきません。
高名な医者も、博識な学者も、「原因がわからない」と首を横に振るばかりです。
しまいには、国じゅうに”王様を眠らせることができれば褒美をとらす”とお触れを出しました。
吟遊詩人に大道芸人、ピクニック気分の一般庶民。
国のなかからも外からも多くの人が訪れましたが、だれ一人として王様を眠らせたものはおりません。
お触れが出てから何度朝日が昇ったことでしょう。
王様が眠れなくなってから十年目のこと。
お城に娘がやってきました。
「王様が眠れるように、子守唄の練習をしてきました。どうか一曲歌わせてください!」

こんな感じのあらすじでグリム童話あたりにありそうだなあ~と思いながらプレイしていました。
十年眠れてない王様、いそう。カエルにされた王様もいるし、十年眠れてない王様がいてもおかしくない。
王様、睡眠時間皆無なせいで幻聴とか幻覚も見えてるみたいだしめちゃめちゃ心配。

好きな場面

好きな場面は2つあって、1つ目は幕開きの娘がお城を見つける場面。
2つ目は城の皆が王様のためにやった事をつらつらと挙げていく場面。

御伽噺だと昔々あるところに~で始まりますが、不眠王は娘がお城を見つけるところから。
舞台手前でピンスポットを浴びながら、二階まである客席を城門に見立てて見上げる感じでやっているのかな~などと考えながら観ていました。
希望に満ち溢れた明るい娘の声から始まって、眠れない王様のお城の重い雰囲気に繋がっていくのが良い……

城の皆が王様のためにやったことを挙げていく場面。
娘が城に少しずつ馴染んでいった後にも同じような場面が。
こういう演出好きなんですよね……
ここ、序盤では過去のことを思い出しながら「でも駄目だった!」とやや諦め感出して言ってるんだろうな、と。
娘が来てからは「もう一度やってみよう!」という印象の明るい声だったので、ここの演技の違いを本当は聞きたかった!
大臣、カードもチェスもめちゃくちゃ強そう。

城のみんなと外からきた娘が協力して、ご主人様も少しずつではあるけれど心を開いてハッピーエンド!だと、ディズニーの「美女と野獣」を少し思い出しました。あれはお客様だぞヒャッホー!って序盤から歓迎ムード全開だったのでちょっと違うのですが。

他キャラを攻略しながらやっていくとまた別の見え方があると思うので、
ゆっくり進めていこうかと思います!

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