【ブラフマ・ヴィシュヌ・シヴァ】

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ヨーガ経典『バガバットギータ』では、

”世界は、繰り返しめぐり続ける現象”だ！！といいます。
７章では、大丈夫！！常にそうだから、安心して。といったように、教えが続きます。

世界とは、生じては止まらず、生じては展開して止まる・・・を繰り返しているだけ。それだけの現象なんですよーといいます。

現れ→展開→破壊　＝　ブラフマ→ヴィシュヌ→シヴァ

私たちの生命も現れ、展開しを繰り返している。

世界とはそれだけの現状なんです。

その中で、自分を見失うくらい感情に流されたりするのは、なんだかもったいない話。

そういう現象に過ぎない流れが今自分の体をのせてながれ続けているんだ。
それだけを理解することによって、私たちは、どこか冷静に自分の向き合っている現象というのをどこか大きな視点で見ることができて、自由度がもてる。

摂理というのは、ベースとその上で展開する物質原理、それが合わさってイーシュヴァラといいますが、その摂理から現れ、展開し、いずれ終わる。

そしてまた生まれる。

私たちは、その中で、小さなサイクルを、だいたい人間の人生が100年としたら、100年スパンでやっていて似たような現象を１日２４時間単位でもやっています。

目を覚まして展開し、死んだように眠る。
また起きて、起きるために眠るし、眠りは活動のためにある。

この個人で２４時間単位でもやって、個人の人生というライフスパンでみたら何億という単位で、ずっと繰り返されている。
そんな風な展開する世界は、摂理が原因ですよ。

世界は、くり返し、くり返し回り続ける。

現れ→展開→破壊

ブラフマ＝男性名詞、創造の法則

ヴィシュヌ＝広がる

シヴァ＝再生のための破壊、一回おわりにする法則。

これをサンスクリット語では、アナーディアナンタ。

こんな風に世界の展開とか、個人の世界で生きる在り方をこんな風に考えると、人の命、死というの重さ。
重いけど、死というのは、始まりの始まり。

また別の世界、別の人生を与えてくれるために、なくてはならない大きな変化。

割とインドでは、人がなくなると、この世では役割が終わったんだ、おつかれさまです。と、そういう雰囲気があり、淡々と、人生の現象だから、人は生きて居れば必ず死がくる。それをありのままに受け止めていく。という態度。

そういう視点で見ることで、私たちも生きたらいつか終わる。いつか終わるから今を真剣に生きられるという。
逆算しながら、ちゃんと終わりを見ながら今を生きるという視点を与えてくれますよね。

インドでは、この現れ展開し、破壊するというアナーディアナンタを３人のファンシーな絵で明るくいろんな形で表していて、、、、
人間の命のありようを見てている。子供のころから。だから死というのは、いずれ自分にもくるし、だれにでもくるし、
その終わりの日にむかって何をすべきか？！というように、今すべきことに全力を捧げていくことができる。

経典を通して、私たちはそういうヴィジョンで世界を見ることができる。ということです。

今日一日も皆様にとって素敵な一日になりますように＾＾

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