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エッセイはじめてみた。

"友人は元気か?今もちゃんと仲良くしてるか?"
"健康には気をつけて全力で今を楽しめ"

確かそんな内容だった気がする。
当時中学生だった私が二十歳になった私に向けた手紙だ。

"中学の頃から考えてること対して変わんないな"

その手紙を受け取った二十歳の私の感想。

何故か昔から、

"今は今しかない、時は短し恋せよ乙女、
今を全力で楽しまなくては"

こんな感覚がずっと脳裏に焼きついている。
前世で何か相当後悔したのだろうか。

おかげで、ことあるごとに「せっかくだから」とラーメン屋に行けばチャーマヨ丼をつけるわコンビニに立ち寄ればシュークリームを買うわで経済を回している。もちろんMASHLE初回放送直後もシュークリームを食べた。

お財布は軽くなるわお腹周りは重くなるわでたまったものではない。

そんな大事に大事に今を紡いできた訳だが、今は忙しなくやってくるわけで。今しかやってこないわけで。
さっきまでの今は終わってしまえば全て過去になってしまってやがて忘れてしまう。脂肪は蓄積されるのだが。消えてくれていいんだぞ。

高校時代、彼氏と今しかできないからと週3で登下校した記憶も、(友達との時間も今しかないよねと週2は友達と登下校した。友達はちょっと少なくてもよかったのか私。笑)
大学時代、目的地をガン無視してたまたま見つけた可愛いカフェに入ったドライブも、
さっきまで今だったせっかく最高に紡いだ瞬間が
過去に薄れていってしまう。

それが嫌で嫌で、これまであらゆる手段を使って今を残そうと、日記、Instagram、バレットジャーナル、アルバム、、色んなものを駆使して奮闘してきた。

色々やってみて思ったが、それぞれ残せる今の種類がちがう。が、ここでそれに触れると長すぎるし眠くなってきたので割愛する。

そんなこんなで私が新たに辿り着いた手段。
それがエッセイだ。

エッセイに出会いハマったのは、友人に何気なく薦められて初めて読んだ中村倫也のやんごとなき雑談というエッセイ。
作者の意図するごとく終始にやにやしながら読んだ。

中村倫也調べ曰く、"エッセイ"とは、"著者の体験や経験によって生じた心の動きを気のむくままに綴った散文"だそうだ。

いい!

時系列が前後してもよし、何気なく心が動いたことを残すもよし、なんか文章力つきそうでよし。

ということで。21歳大学4年(女)
エッセイっぽいことはじめてみた。


PS.
ちなみに小学生のころ中学卒業後に宛てた私への手紙は、

"私彼氏できた?"
"友達も彼氏できた?"
"宝塚高校入ったよね?"
"ばいび〜"

といった具合である。宝塚高校が何の高校かも知らずに。テレビで見かけでもしたのだろう。
文字通り阿保で安心した。

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