おい時代、わたしと同じペースで歩め

よくよく考えるとAIって、“ヤバ”くないですか?
「人工知能」ってワードがそもそも強い。人工芝とかもまだ完全には信じきれてないのに、知能を人工的に??? ちょっと意味がわからないですね。

でも、わたしが人工知能について無知なままでいても、世界はわたしに構わず、ものすごい勢いで進化していってるらしいんですよ。
嘘でしょ。怖い。置いて行かないで。AIってなに。焦りがすごい。

今日ご紹介するのは、そんなときに目に飛び込んできた一冊。


AI崩壊
入江 悠(脚本)浜口 倫太郎(著)
講談社文庫


全てがAIによって管理された世界が舞台のこのお話。
健康だって、交通網だって、何もかもが一つのAIによって統制された世界で、もしも、その全てを支配している「AI」が暴走したら。
AIによる人類の選別が始まってしまったら……というお話です。

この小説は、映画『AI崩壊』をノベライズしたもの。
小説『AI崩壊』はなんといったって、後半の疾走感がすごいです。ビュンビュン飛ばしてく。ヤンチャな人の運転みたい。えーーん!近いうちに映画も観たいよ〜!!!!!

エッ!!!!! 残りこれだけしかページ残ってないけど!?!!?!!!? 残りこれだけなのに!?!!?!!! 完結させられるの!?!!?!!
だなんてハラハラしながら読みましたが、まあそんな心配なんて必要なかったです。
最後の怒涛の伏線回収、ハチャメチャに気持ちいい。

AIによって将来的に仕事が減る、だとか、AIなんて信用できない、だとか。この頃はよく聞きますよね。

果たしてそうだろうか? AIは信頼できない? では人間は? 人間の作業に狂いはないのだろうか? でも、だからといってAIに全てを委ねていいのか?

AIと人間の「在り方」のバランスを問われているような、そんな作品です。

AI崩壊を読んで、わたし自身、AIについての考えが改められ、認識も深くなりました。
また一つ、大人になっちゃったな〜〜〜!!!!!!

アタシと一緒に、大人の階段登らへん…?♡


以上です。
皇學館大学 ふみくら倶楽部 二年 夜泣き

わたし、こんなフラフラした人にだけはなりたくなかったんですけどね。
早く天海祐希みたいなかっこいい大人になりたいです。無理か〜〜〜〜。


honto
https://honto.jp/netstore/pd-book_29898557.html

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