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本を出すことになりました!言い訳させてください!最後まで怒らないで読んで下さい!

所沢のマンションに寄生し、中野のアパートで駄々をこね、松戸のマンションから追い出され……

僕はイヤなことから逃げ続けた結果、10年〜に渡る寄生生活を送っているヒモ。
「ふざけた男もいたもんだ。私はまだまだ大丈夫」と、思っていただくため、生活のアレコレを書籍化します。

2021年6月28日(月)に発売されます。


簡単には、
「なぜお前のようなチンチクリンが、ヒモ生活をおくれてるんだ!彼女を、社会をどう考えてるんだ!こたえろヒモ!」

に対し、チャプターを6つに分け、ウンウン唸って書いたエッセイ本です。

このnoteのタイトルと同じように、本書の前書きは全部「ヒモのいいわけ」で埋め尽くしたのですが……言い訳が足りません。

これから出版を告知するにあたり、ちょっと追加で、言い訳をさせてください。

まず、ヒモが書く本なら「パラサイト48手」とか「合鍵を手に入れるまでの1週間コーデ」といった具合に、ヒモになるためのノウハウを期待される方も多いと思います。

たしかに、本では「潜在的飼い主の見極め方」や、これまで浴びせられるように受けてきた「恋愛相談」なども書いておりますが……この本はハウツー本ではないんです。ヒモになるための、直接的なテクニックなどは細かく書かれておりません。

僕が出す本は、半生的なモノや考えを引っ張り出して書いたエッセイ本なのです。

エッセイ本とは…何か「大きなことを成し遂げた」方が書いてこそ含蓄があるのだと思いますが、この本の著者こと僕は何も成し遂げておりません。

この本が書店のどの棚に陳列されるかわかりませんが、その棚、いえ、その書店に並べられているどの本の著者よりも「生産性がない奴が書いた本」であることに間違いはないでしょう。

むしろ、目先の「いやなこと」から逃げ続けてきた情けのないエピソードが散りばめられています。

とはいえ、自分の半生を否定はしたくないため、ハッタリを駆使して「逃げ」を全肯定。偉そうなことばかりを書かせていただきました。

『そんなこと言って〜モテテクとか書いてあるんでしょう。』

なんて思われるかもしれませんが、前書き、告知をするにしたって「言い訳」を並べる男がモテるわけありません。

しかし、ここでジレンマなのは(自画自賛なのですが)読み返すと、面白いんです。

眼精疲労になってまで、付き合ってくれたモリオカ編集の手腕により、むしろ、「思うところある」面白い本に仕上がっております。

たとえば…「人の不幸は蜜の味」と言うではありませんか。
僕は不幸ではありませんが、「こんな奴が生きてるなら自分は大丈夫」と思ってもらうには最適な本に仕上がっております。

幸福論とは大袈裟ですが、明日のイヤな出社、登校、アルバイト、レポート提出、宿題…etc。
をサボる言い訳、あの手この手から逃げるハッタリはドッサリ書かれています。

恥かき村、恥かき村長のエッセイは、恥からも逃げる心構えを書いているので、苦しめられてるアレコレを「どうでも良く」考えられる発想を養うキッカケにもなるはずです。

僕を見下して「自分は間違っていない」指針にしてもらうも良し。
僕のハッタリを都合よく解釈して頂き、自分の言葉にするも良し。

今、180円しか持っていない僕からすれば、1,400円は大金ですので、ご無理を言うことは出来ません。

が、本が売れねば、僕が寄生している彼女の部屋にも居づらくなってしまうため、良ければ応援していただきたい……!

さて!言い訳も満足しました!

面白くなかったら告知などしません。
手前味噌ですが、面白いから読んで欲しいと思っています。

この本がどう面白いのか、明日より、原稿から入りきらなかった80,000文字を引用してでもお伝えしていこうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

飼い主彼女からの一言

へりくだったスタンスを気取っていますが、
「あれ?あなた(私)本書いたことあったっけ?あー本を書いたことがある人なら分かる苦しみなんだけどナァ…」
など、調子こいてます。
本の後書き、「飼い主彼女からの謝罪〜ウチのヒモが偉そうにすみません〜」を私に押し付けてきた調子の良いヒモの本です。話半分に聞いてやって下さい

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