彼女のzoom会議中は『LOVE涙色』を踊ってはいけないらしい
この1年、新型コロナウィルスの蔓延によって、テレワークが広く施工されるようになりました。例に漏れず彼女(飼い主)も平日家で仕事をしており、会議にはzoomを使用しています。
zoom会議が流行ったことに伴って、「画面に子どもが映っちゃったり、子どもの声が会議を遮ぎる」トラブルが相次いでいるようです。
真面目な会議に無邪気な子どもの存在が見え隠れするトラブルは、場を和ませる微笑ましいエピソードとして処理されがちですが……ヒモはどうでしょう。
結婚してるならまだしも、同棲中の彼氏彼女が映り込むこと自体、”ナマナマしい”のに、ましてやヒモです。
画面向こうの人からしたら、ちょっとしたホラーだと思うんですよね。
得体の知れない妖怪が映りこむことと何ら変わらないように思います。
なのでヒモは彼女のzoom会議中、忍のように音を立てずに料理をしたり、音を消して「ポケモン対戦」にいそしむワケですが……。
日刊SPA!「8畳間ふたり暮らしでも彼女とケンカしないコツ。ヒモ男の答えは?」
最近、新しい施策が導入されました。
これは寝室とリビング、玄関入ってスグのドアに貼られている張り紙です。
これが貼られる経緯は、ヒモ云々の前に単純に僕が「うるさい」ことに理由があります。
社会的に見れば、自分の状況をもっと深刻に顧みなければいけないはずなのですが、基本、僕は家で鼻歌を歌ったり、踊ったりしています。
また、会社勤めを経験していないヒモなので、イマイチ会社の会議の重要性がわかっていません。
2時間に及ぶ会議、真面目に取り組む彼女を『すげぇなぁ』とは思いますが、ヒモからしたらヒマです。
晴天ならランニングにでも出かけるのですが、雨天の時などは彼女が仕事をしているのにもかかわらず、自分だけ遊んだりしていることに罪悪感を覚えてしまったりします。
先日、パソコンの背後から彼女に向けて、松浦亜弥『LOVE涙色』を口パクで歌いながら踊っていたことがトリガーとなり、この張り紙が貼られました。
そもそも毎日同じところに行ったり、同じ時間拘束されたり……。
「ジッ」としていることができない僕が家にずっといることは窮屈なことなんです。
ほんと…早く、事態が収束するといいですね。
それにしても、こんな奴がいる部屋でよく彼女は仕事ができますよね。
張り紙こそ貼られましたが、『静かにしろ』と注意を受けたことはないんですよ。
歌って踊っといてナンですが、彼女の集中力は僕が尊敬しているポイントのひとつです。
おわり。
飼い主の彼女の一言
最近は張り紙で「雑音出して良い」と見えたら、Zoom会議中でも見えないことをいいことに、私を笑かそうとダンスや動きがさらに激しくなった気がします。
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