洗濯の捉え方に齟齬、その根は深い。
家事をすることで家賃を浮かせ続ける生活を、複数人の女の子を経由したうえ10年以上続けていることから僕は「プロヒモ」と担がれているのですが、
これまでの記事やnoteを見返すと「炊事」のことばっか書いているようなので、今日は「洗濯」について書こうかなと思います。
いや、洗濯って別に取り立てて”ヒモならでは”なんてテクがあるわけではないんです。
そりゃ、女の子との同棲を10年も続けている訳ですから、たとえばブラジャーはもはや僕にとってセクシーランジェリーではなく、「洗濯時にネットにいれる工程が加わる女性用下着」です。
ブラジャーに詰まっているのは夢ではなくパッドであることも理解してますが、それはヒモに限らず、女性と同棲、家事をする男性に共通した落胆でもあるでしょう。
ただ、「複数人を経由した」と、いうポイントでいえば、女の子によって洗濯の様式が違う発見はありました。
同棲している女の子の着る服の好みにもよるのでしょうが、つけおき、おしゃれ着、もみ洗い、果ては干しかたに畳み方まで……
(僕の体感)女の子って洗濯に異様なコダワリを見せるんですよね。
僕はスーツやシャツを着る必要がないからか(シワのある服を着てても怒られないし、死なない)、洗濯って質よりスピードを重要視したい家事でもあるんです。
要は「洗って乾けばそれでいいじゃん」が念頭にあるので、女の子との間で洗濯そのものの捉え方に齟齬が発生することも多いです。
それこそブラジャーです。今の彼女の家にはブラジャー洗濯用のネットが複数あるんですが、この前、僕は
『そのネットはブラ1個用。複数入れていいのはこっちのネット』
と注意を受けました。
いやァ、言葉を選ばずに言えば「知らんし面倒」ですよね。
現にこの3年間、これまで僕はブラ1個用のネットに複数のブラジャーを入れて洗っていたのに、気が付く様子なんてなかったんです。
また、洗濯過程にはコダワリを見せるくせ、脱いだ服がカゴに入ってることがとても少ないことは矛盾してるようにも思います。
洗濯の前には家に散らばった服を「まだ着る」「要洗濯」の判断を仰ぐところから僕の洗濯は始まります。
まぁ……ブーたれたところでやるんですけどね。
また、僕は僕で極端に、衣服の経年劣化に頓着しなさすぎることのも問題でしょう。
これまで「着ている服も女性からの貢物!」と記事で書かれていましたが、ありゃちょっとカッコよく言い過ぎです。
正しくは、「服と呼べなくなった布を纏う男を貧相に思ったので支給する」です。
彼女は最近ずっと、僕のパンツの劣化に文句を言ってるので、そろそろ支給されるんじゃないかな。と思ってます。おわり。
飼い主の彼女からの一言
ふみくんは、気に入った服をランニングにも寝巻きも使うので、服の劣化が早いです。本人はそれを服に対する愛情表現だと思っていますが、私から見れば酷使以外の何者でもありません。
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