手持ちコーデの幅を大きく広げるストールを味方にする
みなさんはストールを使いますか? ストール1枚は、服を1着買ったくらいの威力がある、非常に効率性の高いアイテムです。今回はアウターやコーデの鮮度上げの方法や、具体的な選び方をお伝えします。
アウターをリフレッシュできる3つの選び方。
冬の装いで、アウターは1番印象に残るアイテムですが、何枚も買えないですよね。中のコーデを変えても、アウターが同じなので、どうしても似た印象になってしまう悩みの人も多いと思います。
そこにストールを投入するとコーデ力がアップします。選び方はこの3つ。
1.アウターと同色の無地ストールで今年風する。
昨年に続き、今年も同色マフラーがセットになったコートが沢山出ています。あえてそれを買わなくても、ストール1枚を新調するだけで、いつものコートが新鮮な見栄えになります。
2.差し色を投入してセンスよく見せる。
ベージュのコートには例えばボルドーやロイヤルブルーで品格を上げる。
黒のコートならピンクやアイスブルーで都会的な装いにする。
ネイビーのコートに赤や白の差し色で華感を添える。などベーシックカラーのコートを差し色を入れることで、センスがあるような印象に簡単にアップデートできます。
3.大柄チェックでトレンド感を出す。
シンプルなコーデにチェックのストールを取り入れると、強いアクセントになります。今季は定番のチェックではなく、遊び心のある大柄チェックにするとトレンド感が浮き立ちます。いつものコートや中のコーデが今っぽく蘇るので是非お試しを。
今年なら大判でボリューミーなモワモワ素材を。
発色がよく質のいいカシミアストールも素敵ですが、今年は何と言ってもボリュームが命。ZARAあたりのストールはハズレがなく、柄ストールの種類も豊富ですし、無地のものなら若い子向けの店舗にも沢山いい感じのものがあります。
具体的な選び方とプライス。
幅が太く長く、そしてモヘアライクな毛がモワモワしたストールがハイプライスから安価なものまで沢山出ています。この素材は軽いのも魅力。そして5,000円以下のものでも温かく、十分雰囲気が出るので、気負わずチャレンジできます。
もし気に入ったら高めのものを買って、全体のコーデを高見えさせることもできますが、つけた時の印象はさほど変わらないように思います。ただ、ストールはニット1枚買うより断然低価格なので、いいものを身につけたい人にとっては価値ある投資となります。
ただぐるぐる巻くだけのテクいらず。
ストールは、ミラノ巻きなどのテクは今年は無視して少しゆるめに無造作に巻くと、〝ぽい感じ〟になります。ボリュームがあるので、きちんと撒かなくても決まります。ロングヘアの人は、髪にクセがつかないよう髪の上から巻くことをおすすめします。
ちょいカジュアルな無造作感が、今年っぽいこなれが出ます。※こなれ感とは何かを別記事に詳しく書いたので、気になる方はご覧下さい。
小顔効果も期待できる。
顔周りにボリュームがあると、相対的に小顔に見えます。また、今季はロングめのコートやボトムスが多いため、バランスが取りやすくなるメリットもあります。
アウターを脱いでも決まるスタイルに。
このストール、アウターを脱いだ時にもコーデのアクセントになります。コートと色合わせ同様、ニットと同色だったりグラデーションだったり、大柄を取り入れたりすると、シンプルなニット&ボトムとワンツーコーデが、シャレ感を狙ったかのようにサマになります。
手持ちのストールがあるならまずは明日からお試しを。
この大判もこもこストールは、昨年も出ていたので、すでにお待ちのかたは多いと思います。もしお持ちなら、上記のロジックに当てはめて、明日のコーデにぜひ取り入れてみて下さい。半歩先を取り入れた先取りコーデは、オシャレさを2割増しさせます。
これからゲットする時の似合う色の選び方。
もし、まだ持ってないけど興味ある! と思ったら、ぜひ1枚ゲットして、手持ちのアウターやシンプルなニットなどに合わせて見て下さい。
試着できる環境なら、顔色がワントーン明るく見えるものが似合うカラーです。
ネットで購入するなら、顔が明るく見えるコートと同色を選んで見ると失敗しませんよ。
顔に近いアイテムは、どんなに好きなカラーでもくすんでしまうのは避けて下さい。
数千円でアウターの鮮度を上げて、コーデの幅を広げるストールはコスパのいい冬小物として、力強い相棒にになることをお約束します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?