大人の可愛げはロジカルで作る! カジュアル編
カジュアルも人によって捉え方は様々。でも大人のカジュアルが過ぎると、老け見えしたり若作りに見えたりとなかなかハードルが高いスタイルです。
なので今回は、ゆるニットにフィーチャーしたわかりやすい実践画像を入れてご紹介します。
ゆるニットって体も腕もゆるいから太く見えそう、なんて人はぜひご覧いただき、簡単なアクションをチェックしてみて下さいね。
Yシルエットでメリハリを徹底する。
大人のカジュアルコーデは何はともあれメリハリが重要。これはトップスゆる×ボトムフィットのYシルエットで簡単に作れます。
スキニーかストレートのデニムがあると便利なので、カジュアルが苦手な人も1本お待ちになることをオススメします。
デニムはオールシーズン使えるのも魅力。濃いインディゴが無難ですが、私は今回、オフホワイトに合わせて、淡いブルージーンをチョイス。
お金かけたくない! という人はコスパのいいUNIQLO、GU、H&Mあたりでアンダー4,000円を狙いましょう。
鎖骨が見えるもの。
画像をご覧下さい。浅く広く開いている首元だと、ゆるさと華奢見え効果が得られます。また、腕をめくり手首を出すと、目の錯覚で細見える効果あり。
柔かなハイゲージニット。
こちらのニットは軽いハイゲージです。モヘアを編み込んである少しフワフワしている糸を選べば編み目が大きくても大丈夫!
またカラーは、オフホワイトや淡いベージュなど、肌ベースを問わない色で、くすんだ肌色を明るく見せて。
今年ならごく淡いペールトーンのカラーニットなどでトレンドさを出すのもいいですね。大人の冬パステルは美しさ2割増しですよ!
袖口と裾はリブ編みのものがベター。
袖口と裾がリブ編みなどでしっかり閉じていると、腕をまくりやすく、またズドーンとしないコーデになるのでオススメです。
袖がゆるいとテーブルの上のものにひっかけたりして、ストレスにもなりますよね。
袖口、裾がしっかりしているニットなら、お腹半分隠れるくらいの着丈の場合でも、オールアウトしてもシルエットが決まります。また、インしやすいので、片側だけ少しインして脚長効果を楽しむのもアリ。
ドロップショルダーで着膨れ感ゼロ。
カジュアルコーデでは定番、オーバーサイズのトップスを着こなすのはなかなかハードルが高いんです。ましてはニットは膨張見えする素材です。
でも大丈夫。ドロップショルダーのものを選ぶと、ゆる見えはするけれど着膨れしているようには見えません。その分、身幅や腕周りがある程度取られても、首元と手首で華奢見えでき、かつボトムが細く見える効果があります。
ドロップショルダーとは肩が落ちた作りのこと。このドロップショルダー、腕をまくるとその部分にボリュームが出て、逆に華奢に見えるんです。
ジュエリーはシンプルに!
カジュアルコーデにやりがちなのが、ネックレスのじゃら付け。これは途端に古臭くなるので避けた方が無難です。
首元のシワなどから目線を逸らすためとか、下半身にへの目線を逸らすと言いますが、ファッションは全体を引きで見たコーデです。
ネックレスのじゃら付で、顔周りに違和感が出ると、そこにフォーカルポイントが出てしまいます。フォーカルポイントとは、一点集中させて安心感を作ることです。ここに集中してしまうと上半身にボリュームが出過ぎてしまい、ちんちくりんになります。
※フォーカルポイントについてと、スキンジュエリーに関することはともに過去のnoteに書いてあるので、よろしければご覧下さい。
この画像くらいのシンプルさが、逆に大人の上品な色気をかもします。ニットにボリュームがあること、明るい色を選んでいることで、首元のシワを自然にクリアします。
ジュエリーがほとんどないのは寂しい! と感じるオシャレな人は、大きめのリングかバングル、ブラスレットなどで主張します。大振りアクセをつける時は、つけるジュエリーの位置を遠くにすれば大丈夫!
だけど○○のbut and法則を発動せよ!
カジュアルだけど女っぽい。カジュアルだけど品がいい。カジュアルだけどドレスライクなど
〝AだけどB〟というandbutの法則を使うとカジュアルは特にうまくいきます。
今回は大人のカジュアルは難易度高いので、細かく説明してみました!
1つでも試してみようかな? と思えるアクションがあると嬉しいです。