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無理な断捨離はしなくてOK! 自然に服が減るコツあります


先日、クローゼットの入れ替えが完了して気が付いたことは、入れ替える服が少なかった! ということ。

仕事柄、服が増える上に大の服好き、加えて捨てられない性分という断捨離とは対極にいる存在のため、衣替えは毎回大仕事でした。

なのに今年は冬から春、春から初夏の衣替えはとてもスムーズに終わりました。その理由は働き方の変化もありますが、他にもいくつか意識した事が成功を奏したようです。

今回は、季節の変わり目にもってこい、うまく洋服を断捨離できない人への簡単なアクションをいくつかお伝えします。具体的なことは目次の2からスタート。長い文章なので、目次から気になるところだけでもよろしければ読んで下さいね。

1.まず、無理な断捨離や我慢はやめよう

最初は具体的なアクションではなく心持ちから。これが結構大切だったりします。YouTubeやネットを見ると、ものを大切にしている方の素敵な生活をよく目にします。服はときめかないものは捨てる、1つ買ったら1つ捨てる、1年着なければ捨てるなど、できたらいいなと憧れますよね。

ただ注意すべきはそれが出来る人はそのことが自分にとって心地よいから。そもそも隙間の多いクローゼット、厳選されたアイテムの着回し、徹底的に色をそろえる、無駄のない買い足しなど、一見ストイックに見えることも、自分にフィットしているからだけなのです。

一方、そんな人の断捨離本や記事を読んで、憧れていっとき頑張るけれど、うまく続かない人は、それがあまり好きではだけのお話。できるできないではないんですね。

また、働くスタイルや育児中や介護などのライフルスタイルによっては、実用的もしくはときめく服ばかり着られません。もしオシャレ好きなら、ドレッシーなワンピやカジュアル服など色々なコーデをしたいもの。洋服断捨離の基本である、自分のテイストを1つに絞ること自体、難しいんです。

それでも服が減った直後はすっきりとして気分も上がります。が、やがてあれも買えない、これも着られない、また似たような格好など、それに対してストレスが生じるかも知れません。

自分のコンフォートゾーンを見定めるのがスッキリする方法。

ではどうすればいいか。解決法は、自分が洋服に対してどこまで重きを置いているのかを把握することです。

具体的にはどこに楽しさを感じ、また何をストレスに思うのかをしっかりと把握することです。見た目のきれいさや憧れのライフスタイルに惑わされず自分のハートの心地よさに従う、ここが1番のポイントです。

ではここからは、断捨離しても元に戻ってしまう、ミニマリストのように徹底できないなど、いわゆる洋服が好きでお困りの皆さんに、無理せず服が減っていく方法を具体的にお伝えします。

2.シーズンレスのお気に入りを増やす。

シーズンレスとは季節をまたいで着られる服のこと。日本の気候の変化やニュースタンダードライフにより、シーズンレスな服がかなり増えてきました。では具体的にどんなものを選べばいいでしょうか?

シーズンレスはボトムから!

意外に簡単ですし、すでにお持ちの人も多いと思われるシーズンレスなボトム。

例えば・デニムパンツ。こちらはシーズンレスどころかタイムレスです。はくはかないは別として、1年中出しておくべきアイテムです。

・裏地付きポリエステルのプリーツスカート。透けすぎる素材やウール素材以外なら、春や秋はカットソーや薄手のニット、夏はTシャツやキャミ、冬は厚手のニットも大丈夫。膝丈以上の長め丈が使えます。

・タフタ(っぽい)フレアスカート。これは体感している、超使えるアイテムです。裏地はあってもなくても大丈夫。ハリ感があるので長め丈だとほんのりドラマチック。なのでちょっとしたお出かけにもってこい。ブラウスならオフィスに、Tシャツなら休日にと使い回しバツグンです。シワになりにくいので、ドライブから自宅勤務までぴったり。あまり厚手ではない方が、つまり本物のタフタではない方がシワになりにくく、家で洗えます。好きな色で長く使いましょう♪

3.トップスはコットン素材を選ぶ。

トップスはシャリ感のあるコットン素材がダントツ使えます。とはいえ、メンズのアメリカ綿のようなものではなく、シャリ感のあるものがポイント。少しポリエステルなどが入っているとシワになりにくく軽さが出ます。ブラウス寄りの素材や形になると使い回しが難しくなるので、カジュアルすぎないジャストサイズのコットンカットソーがロングシーズン使えます。

4.マストのカーディガンは丸首一択!

カーデは真冬以外使えるので、片付けてしまう人の方が少ないアイテム。ハイゲージの丸首を選ぶとトップス使いにも、肩がけにも、ノースリワンピやカットソーの羽織にも使えます。春先に出るカーディガンの素材がベストです。カラーは差し色、手持ちの服とのグラデカラー、モノトーンの中からお好きなものをチョイス。それぞれのカラーを持っていると着こなし幅がぐんと広がります。

5.驚きの着回し、推しはジャンパースカート!

幼くなったりこださく見えそうなジャンスカですが、実はかなり優秀。形の選び方はジャンスカ1枚でもワンピとして着られるデザインであること。このポイントを押さえると、1年中いつでも新鮮に着られます。

もう少し具体的にいえば、胸元は直線で肩紐太め、メリハリのあるフィットアンドフレアに近いシルエットか、Iラインのストンとしたものを。ともに膝下以上の長めの丈間が使いやすいです。色は黒がオススメ。素材は裏地付きで、ウール素材やサテンは避けること。デニム素材も意外に使えますよ。

私は何気なくセールで買ったエレンディークの黒のジャンスカをここ2年、季節を問わず何度も着ています。出番が多いのは仕事の時。オシャレな職業の人との顔合わせや集まりによく着ています。固すぎずラフすぎず、ちょうどいい塩梅なんです。

補足・ジャンスカのインナーについて。

春は薄手の黒タートルにジャケットを肩がけしたり、マウンテンパーカやトレンチを羽織ったり。夏は白でも黒でも大丈夫なTシャツ。最近はZARAで買ったビッグ襟の白シャツをインしました。真夏はワンピとして着用、上からカーデを肩がけします。冬はニットを合わせて。とにかくよく着ていますね。

6.トレンドアイテム差し込みで新鮮に。

とはいえシーズンレスの服は、コーデを決めてしまいがち。鮮度が落ちてつまらないと感じたら、プチプラ服投入の出番です。プチプラはワンシーズン着倒す感覚で、思い切ってチャレンジすると、よく言うトキメキが復活、持続します。もちろん、それなりの服を買う方がテンションがより上がると思いますが、高い値段のトレンド服は、旬が過ぎても手放せなくなります。どうしても欲しければ、セール時期に狙うのがオススメです。

7.プチプラを投入するメリット。

新しいトレンドアイテムは、テンションが上がりますし、自分に自信が持てます。

なので、流行りの色や形を取り入れるだけでワンシーズンは気分よく過ごせます。また、吟味して選んだシーズンレスな服に合わせるので、プチプラ服を安っぽく見せずに着られる? という大人ならではの心配もぐんと減ります。

無理しない断捨離で起こること。

気分があがると前向きになり、自己肯定を高める序章となります。洋服はそれがかなり効果的、かつ低予算で叶う簡単なツールです。

装うことを、ただの自己満足や自分へのご褒美だと捉えてしまうと、気分のよさはそこで終わり。その後はまた服が増えた、無駄遣いをしてしまったとネガティブな感情を抱く場合があります。

洋服は、これからの自分をよりよくするための投資だと考えてみて下さい。そのためには沢山の服が毎シーズン必要なのか、少ない数の服を着回す方が合っているのかは投資の仕方が違うだけで、根っこは同じです。

個人的ですが服好きの私の場合。

私の場合は、長く使えるシーズンレスの服をそろえら意識を持つことから始めました。アイテムは好きなブランドや少し高めの憧れブランドもあれば、プチプラもあります。

そうやって季節ごとの服を減らしていくことで、苦痛だった衣替えの手間を省きました。その分トレンドアイテムを1.2点差し込んで、同じ服を着るつまらなさと、クローゼットに服が溢れるストレスを同時に回避しています。

それでも着にくくなった服、出番がなさそうな服はクリーニングに出してからメルカリに出すことを始めました。気に入って買った服を、また新たに着て下さる方へバトンタッチできるのは、服を捨てられない者にとって大きな喜びです。

余談が長くなりました。

私たちの人生に密着していると言っていい洋服は、どんどん増え続けます。それを目の当たりにした時、自分が本当はどうしたいのかを今一度、フォーカスしてみませんか? そうすることで、それはただ単に服の片付け問題ではなく、なりたい自分だったり本当はこうしたい自分への気づきまで繫がるかも知れません。







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