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「違国日記」と大丈夫じゃないまま生きていく勇気

「大丈夫じゃないまま生きていくからいい」

とにもかくにも、好きなセリフがこれ。
これを見るためにこの作品に出会ったのだと思う。

どうしても、なにか大丈夫か?聞かれると大丈夫!!強がって答えてしまう。実際に今、色々なことが重なってすごくバタバタでピリピリで大変であるが、自分自身に大丈夫だ!!とこのまま突き進んで成長するチャンスではないかと。奮い立たせている日々である。
困難に対して、何があっても大丈夫と言ってポジティブに人生を捉えていくべきだと考えていた。

だけども、このセリフ。大丈夫じゃないがすごくポジティブに見えて良いなと思った。
無理に泣きながら笑って見せるのではなく、大丈夫じゃないことを受け入れつつも、ちゃんと続いてくことを知っているということが感じられる。

自分自身も大丈夫とは言っているが、おそらく大丈夫ではない状況だ。奮いたたせて上に上に成長していくことも必要ではあるが、大丈夫じゃないと受け入れ、だけどもそれで終わりじゃない。大丈夫じゃないけど生きていく。ことも大事ではないかとハッとさせられた。そんな好きなセリフに出会えた漫画だった。

全体的な感想としては最初の方は急に2人の共同生活が始まり、どうなるんだろうという気持ちで強いワクワク感があった。そして、急に最終回となり終わった感じがした。ーおそらく急ではない。これ以上2人の関係は進展しないしー愛以上の関係性はあるのか、これ以上語ることもないから然るべきして最終回を迎えたのではないかと。
心の奥にグッとぐるような心理描写でなんだか丁寧に読みたくなるような話の連続であった。後、このタッチの絵がすごく好きである。

もやもやして、わわ、、ってなって、それでも続きが気になって先を読み進める。話ごとのテーマも共感したり、離れて傍観したくなったり、好き!いい!が溢れる作品であった。
またこの世界に浸かりたいと思った。


余談。
ノートパソコンを随分と前に売ってしまって(パソコンがあると家で仕事引き継いでしまうので、しないためにも売ってできなくさせた、ライフハック。後、お金がなかった、where my 大蔵省)メルカリで買った1000円のキーボードとスマホを連携して文章を書いてみる。
きっと、またいつか色々なことを文字に起こすことがあるのかもしれないと、しなければいけないと思いながらも面倒と言って逃げているが気分がよかったので少しだけ書く。楽しいな。

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