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<自分の理想を伝えるベネフィット>洞窟の荒波が教えてくれた編



今受講している、発信についての講座。
テーマの理想という言葉が気になる今日この頃。

この記事は、自分の理想を相手に伝えたことで、命拾いした話です。

理想を伝える試み


先日友人に誘ってもらい
香港島から2時間くらいの離島に行って、
カイヤックに初挑戦。

実は以前海で溺れかけた苦い経験があるので、
ウオータースポーツは
ルンルンではない私。


そこで、行きの電車の中で
夫に自分の理想を伝えてみた。

「私のこと見捨てないでね。
何かあったらサポートしてね。」

すると

「当然じゃないか、
君を見捨てることなんかしたことないし、
不愉快」


とご立腹。あ〜やってしまった。
と思いつつ、<まあ仕方ないか。自分の理想・希望は伝えたよ>
と気を取り直す。


いざカイヤック

海に到着してガイドさんから
カヤックの漕ぎ方を10分程度レクチャー。

「はい、じゃ行きます〜」

へっ?


運動神経良い方でないし。


説明を丁寧にしてもらえると
ありがたがる性質を持っている私には
不安なスタート。


右に行きたい時は左の方を漕ぐ、
左方向は右。


子どもの時レゴで遊ばなかったから?(関係ない)
体感覚が鈍い私。



一緒に行った10人の人達についていくのが必死。
群れから離れてはいけない〜

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(ここでは笑顔だけど、かなり緊張しています。)


風波の侵食でできた突き抜ける
アーチ。

穏やかな日はカイヤックで
通れるのだとか。

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写真

洞窟の荒波


さらに、ランチの後に、

「ここを探検できるよ」
とガイドに案内されたのは


風波の侵食でできた洞穴。


ただ、鍾乳洞のような静かな
洞窟ではなく、


「ザッパーン」
その姿は、

東映の冒頭に登場する「荒波と岩」
(注:に私には見えた)



「嘘でしょ」



物事の飲み込みが早いわけではない私。
手順を把握したい私。
多少コントロールフリークな私。



周りの人は、さっさと中へ。


えっ?どうしてそうなるわけ?
どこへ行くか、みんなわかってるの?
何が待ち受けているのか知ってるの?

みんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1人で立ち往生。


でもそこに希望の光。






夫。


待っててくれたよ。



「大丈夫僕がサポートするよ」
I got you!


あの瞬間は人生のブレークスルーだった。


そうか、あの電車の中で理想(=自分の希望) を伝えたからこの瞬間があるんだ。


自分の理想を伝える。
なんて素晴らしいことなんだ!
(勝手に解釈→納得→感動)



「出来るかも。やってみよう!」

思い切って大海原に身を投げる。(30センチくらい)
慌てて犬かきで暗闇目掛けて。

未知の世界へ。


中に入ったら、


なんと!


静寂な暗闇が待っていた。

嘘でしょ。


映画のような世界。
インディアナジョーンズの洞窟探検のよう。
(観たことないけど)



先に言ってた仲間が携帯の
ライトつけてくれていた。

本当に救われた。


光=希望
とはまさにこの事。



まとめ


今回の気づき

自分のニーズを伝えるベネフィット。
それは、洞窟の中の大荒波にさらわれないだけではなさそう。

自分にとって何がお困りポイントなのかとか、
ここは譲れないポイントなのか、
こうして欲しいという思いを、
伝える。
相手に想像させない。


もちろん今回のように理想を伝えることで、
相手にプチ立腹されたり、
または、スルーされるリスクあると思う。
相手に受け止め方を選ぶ自由はあるし。



それでも理想を伝えること、
思いを伝えることが人との幸せな関係の
始まりなのかも。



洞窟の荒波よ。
貴重な気づきをありがとう。





<後日談 その1>

私が行ったところはユネスコ認定
『香港ジオパーク(香港地質公園)』でした。
野生の美しい自然や壮大な岩の姿。


ただ、友達に誘ってもらって行ったので、
下調べも何もせず、行く場所の名前も知らず。

ユネスコ認定というありがたい場所だったとは、
微塵も気づかず。

「やたらダイナミックで変わった岩だらけの場所だね」

後から

「そうだったのか〜」

まるでかぐや姫のおじいさんのようでした。


お付きのものに連れられて月へ戻っていく
かぐや姫の姿をしみじみと眺める心境。


<後日談 その2>

後から考えたら、荒波の中、
夫も立ち往生してたのかも?
でも、美談的に
「彼は私を待っていた」と
ファイルを上書きすることに。

















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