fumi
始まりの話。
年の瀬… この1年を振り返る 色々考える時間が短くなった お酒が解禁になった 夢見が良くなった 寝言が減った よく考えたら良い事ばかりなはずなのに なんだか埋まらない寂しさはなんなのだろう なんだか焦りがあるのはなんなのだろう まだ完治してないということなのかな たまにやってくる気持ちのざわつきに ちょっぴり寂しさを足したような この気持ちはなんなのだろう 疲れてるのかな 月の日が訪れる前だからなのかな 大好きな親友たちに会ったからなのかな 酔っ払ってるからなのかな
あの子がまた帰ってきた。 "気持ちが落ちる"と呼ばれるあの子。 上がったり下がったりが 少なからず繰り返すことは わかっているつもり。 でもやっぱり落ちると実際つらい。 今日は湯船に使って色々考え出したら 涙が止まらなくなっていた。 泣きながらお風呂に入るという 客観的に見たら異様な光景。 でも涙はそんなことお構いなしに溢れ出て 最後にはわんわん泣く始末。 何が原因かは人それぞれ。 誰かにとっては嬉しくて幸せで 微笑ましい出来事も 私にとっては涙が止まらない 引き金に
旦那の転勤でまた新しい土地へきた。 3年間、この間まで住んでいた日常は、あっという間に過去になった。 最近の体調は?と聞かれれば、まぁまぁと応えるのがお決まりになってきた。"気持ちが落ちると名前がついたあの子"はいつのまにかどこかへ行った。 きっと以前に比べ、なにもかもがだいぶ良くなったんだと思う。お酒も解禁になって、病院も月2から月1になった。ただ旦那についてきただけの私の日常は、いつしか好きな場所に変わり、笑いあったり語り合ったりできる友達もできていた。"今いるこの日
動けるようになってきたここ最近。 以前は大丈夫だとか元気だとか自分で自分に言い聞かせてたのかもしれない。でもそれは、そう思うようにしようと前を向いているだけマシで、それよりも以前は下を向くか天井を見つめながらただぼーっとすることしかできなかった。 休職してもうすぐ1年半、私は大好きだった接客の仕事を一度辞めると決めた。 決断までのタイムリミットは8月末。辞めたくない気持ち、でもまだ働きたくないし働けない現実。辞めてしまったら、今までの支えや繋がり、何かははっき
あの子はあの子 私は私 そう何度も自分に言い聞かせる 分かっているのに考えてしまう 分かっているのに思ってしまう 考え方には癖がある 良くない癖なら治したい 勝手に比べて勝手に線を引く 勝手に比べて勝手に傷つく 誰も何も言わない 自分の中の世界なのに 自分で自分を閉じ込める 自分の頭のことなのに 自分の心のことなのに どんどん深みにはまっていく 胸の中の奥のほう 静かで穏やかだったのに 段々大きく揺れ動き ざわざわざわざわ騒ぎ出す 考え方には癖がある 大きく吸っ
時間の流れが早いと感じるようになったのはいつからだろうか。あの時は毎日がキラキラと輝いていて、ちょっとしたドキドキやワクワクに心が踊っていたような気がする。 制服を着た10代だった頃の私は、朝廊下ですれ違うたった一瞬、あの人と目が合っただけでその一日が嬉しさでいっぱいだったし、楽器の音が鳴り響く夕方の部室の窓から、ラケットを振るあの人が遠くに見えただけで、帰り道の足取りは軽やかだった。いつのまにかアオハルと呼ばれるようになったその甘酸っぱい思い出は、今でも私の胸の奥で優しく微
ぽつり。ぽつり。 心にグレーの雨が降る。 あの子はただ寂しいだけなのに。 ぽつり。ぽつり。 心に藍色の雨が降る。 あの子はただ争いたくないだけなのに。 ぽつり。ぽつり。 心に白い雨が降る。 あの子はただ静かにいたいだけなのに。 分かってほしい。 気づいてほしい。 雁字搦めの糸と糸。 引っ張りあってほぐれない。 本当は綺麗な一本なのに。 伝えることができなくて どうしたらいいかが分からない。 私には何ができるのか。 心の中の水溜り。 いつしか大きな海となり 今日も静
誰かの何気なく発した言葉で救われることもあれば、誰かの何気なく発した言葉で傷つけられることもある。 SNSとは不思議なもので、とてつもなく遠い距離の誰かと同じ体験を共有できたり、同じ時間を過ごすことができたり、会話だってできてしまう。まだ会ったこともない誰かと、まるで前から友達だったかのように、一緒に喜びを感じたり、一緒に悲しみを味わったり、一緒に問題を考えることもできる。 君がどういう人なのか、どういう生い立ちの人なのか、どういう価値観を持った人なのか、本当は何も知らな
どこに向かっているのか、何を求めているのか、解らないままふわりふわりと宙に浮く。 先日伺ったiiba galleryでの辻有紀さんの個展。辻さんを知ったのは、素敵なお宅でモビールの姿をSNSで見かけたのがきっかけ。のんびりと時間の流れなど気にもせず、ただそこだけのなにものでもない空気を醸し出していた。 働いていた時は、galleryとか美術館とかは私からは程遠く、縁遠いものだと思っていた。アートとか芸術とかよく分からないし、そういう独特の雰囲気があると勝手に創り出して、な
今年もまた春が来た。 去年の3月に体調を崩し、 10年弱続けてきた仕事を私は初めて休職した。 1年前は花見すら出来ず嘆いていた私に、 電話越しの母は "来年もまた桜は咲くから大丈夫" と言ってくれたのを思い出す。 今までは "仕事が忙しいから…" "面倒だから…" なにかと色々理由をつけて 一歩踏み出さないことが多かった。 これからは少しずつ、 自分の気持ちに素直に 動いてみようと思う。 春は始まりの季節。 私はnoteを始めてみる。 #日記 #鬱 #