推しは推せる時に推せ

今週更新の配信ラジオ「令和ロマンのご様子 第51回『ご無加工』」を聴いて思ったことを書いておく。
あるコンビが解散する話。そのコンビのお一人が、解散発表で、理由は「完全に折れてしまった」から、と書いていた。「再起できないくらい完全に折れた」と。私のタイムラインにも流れてきて、おこたしゃべりでも話してたから読んで、やっぱり「完全に折れた」という部分が引っかかっていた。一番悩んで苦しんだのはご本人だろうから、何も言えないけど、ファンの方はどう感じたのかどうしても考えてしまう。
「心が折れること」については、令和ロマンくるまさんが話してたことが沁みたので、良かったら直接聴いてください。(stand.fmのアプリで聴けます!確かブラウザでも聴けたはずだけど、アプリだとバックグラウンド再生できる)

えっ、試しにやってみたらstand.fmそのまま貼れるすごい。これです。割と序盤。

アイドルだと推しが突然、明確に見えない理由で卒業するのに近いのかなと思うけど、よく考えたら私はそれを経験したことがない。例えばこじはる卒業(ほんとはキモオタだから陽菜ちゃんって呼んでた)も、℃-uteの解散も、希望とか納得感があったから、寂しくても拍手で送り出せた。驚くような卒業の仕方をするアイドルは何人も見てきたけど、推しじゃなかったからわりと他人事だった。あんまりうまく想像できない。

「推しは推せる時に推せ」って本当だと思う。でも私に、というか一ファンに出来ることってなんだろうとも思う。
誰かから応援された、推されたことがない私は、想像しながら加減するしかない。特に私の手持ちの愛って重いから、それを一方的にぶつけるのは気がひけるしキモいし、まずここにグダグダ書いてる時点でキモいし、でも愛ではあるわけ。応援してるっていうことは伝えたくて、でも負担になる手前で止めておきたい。出来るだけプラスになるファンでいたい。(既に痛いファンかもという恐怖もある。)

それもあって最近は心掛けてお金を使うようにしてて、でも「心が折れた」で辞めるって、何千円何万円かで解決する話では絶対ないよね。好きだよ、面白いよ、応援してるよ、って一人が何千回伝えたからって解決する話でも、正直ない。
結局、本人がもっと知られる、もっと売れる、以外はない。と思う。

1万人が知ってる人から100万人が知ってる人になるためには、当然だけどあと99万人に知ってもらう必要がある。99万人が知るためには、私がそうだったように何かきっかけがいる。私は今好きな人たちを、一つのきっかけから能動的に進んで知っていったけど、誰かに勧められて知った人もたくさんいる。"+1"に貢献できる可能性を持っていたいなら、どんなに恥かいても今はアウトプットして公開していくしかないな、と思った。

ますます賞レースの重みを知って、ますますM-1見られなくなりそう!キングオブコントとかも苦手なんですよね、「人生かかってる」の言葉が本当すぎて見てられない。ネタはもう少し楽しい場で見たいと思ってしまう。

ちなみに今回の「ご様子」はこの後の話も面白かったし、私はもう「デブライス」って聞いただけで笑えます。
令和ロマンって、最初はくるまさんがずば抜けてすごい人と思ってたけど、ご様子ずっと聴いてたらケムリさんも相応にすごいっていうことが分かった。
「令和ロマンのご様子 第43回『ごほのぼの』」では、トンツカタン森本さんがそれはもう盛大に褒められているので、皆さんも聴いてください。森本さんも良かったら聴いてって言ってたし。

そして昨日の9番街レトロのYouTube面白かったー。(これ
「俺たちっていう生き物はさ」と「笑って、泣いた…」で3日分の声全部出して笑った。結局ひたすら喋ってて面白い人が一番好き。

長いし重い。良いんですもう、重い女として生きていく。

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