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【事例】オンライン研修で失敗したくない”音響と通信環境”のこと

先日、IYEOという団体の全国大会をオンラインで開催しました。私も運営にも携わり、内容の濃い時間を過ごせました。オンライン活用の事例として共有できるかと思い、知見を記事として共有したいと思います。◯日程と内容(半日間、集中して行うスタイル)

◯どんな内容だったのか?

「なんのIYEOってなんだ?」と思われたと思いますが、peatixの文を引用すると以下。

内閣府、地方公共団体等の行う青少年国際交流事業の既参加青年が集まり、地域における事後活動の推進 状況を報告するとともに、全国的な事後活動を更に充実させるための方策について積極的に意見交換を行い、 既参加青年相互の交流と研鑽を図り、今後の国際交流活動及び地域社会における諸活動の推進に貢献するとともに、国際交流活動を一般の方にも紹介していくことを目的とする。

この事業の歴史は古く、様々なOBOGがいるのですが、現在実際に活動するのは、20〜40代くらいまでの人が中心ですね。世代交代しつつ運営されているような状況の様です。(私も3年目くらいなので)年に一回あってる全国大会なのです。熊本が担当だったのですが、コロナでオンラインになってしまった次第です。


2020年12月5日(土)
12:30〜12:50 受付
13:00〜13:20 開会式
13:20〜14:45 基調講演
「熊本生まれ、世界育ち。〜7坪8席で創業した味千ラーメンの挑戦〜」
味千拉麺チェーン本部 重光産業株式会社 代表取締役副社長 重光 悦枝 氏
14:45〜15:00 休憩
15:00〜17:10 分科会
A・B ① 15:00〜16:00  ② 16:10〜17:10
C・D 15:00〜16:45
17:15〜17:45 帰国報告会
17:45〜18:00 閉会式
18:00〜19:00 懇親会
【基調講演】
テーマ :「熊本生まれ、世界育ち。〜7坪8席で創業した味千ラーメンの挑戦〜」
講 師 : 味千拉麺チェーン本部 重光産業株式会社 代表取締役副社長 重光 悦枝(しげみつ よしえ)氏
【分科会】分科会をA〜Dのうち、一つを選んでください。
■ 分科会 A 《地域と青少年を育む》(講話)
① 「水俣で暮らす、生きる」
② 「 熊本と台湾高雄の架け橋に〜熊本の未来を育むグローバルジュニアドリーム事業〜」
■ 分科会 B 《伝統の復興》(講話)
① 「江戸時代の肥後米“穂増”を無施肥無農薬で栽培した農家の思い」
② 「帰ってきた熊本城のしゃちほこ」
■ 分科会 C 《グローカル防災》(ワークショップ)(定員 30 名)
「災害時における外国人支援と多文化共生の地域づくり 〜熊本地震での災害多言語支援センターの実践から学ぶ〜」
■ 分科会D 《クリエイティブ復興》(ワークショップ)
「クリエイティブの力で未来を創る〜BRIDGE KUMAMOTO の挑戦〜

このように、午後からといった感じです。今回は、オンライン開催なので、半日という判断になりました。リアル飲み会もできない状態でしたので、泊まりがけで来熊していただいて美味しいものを食べていただきたかったのですが、残念でした。

基調講演を受けて、分科会に分かれていく感じ。ツールは、zoomを使いました。ウェビナーではなく普通にミーティングをつかってやった感じです。

ウェビナーとミーティングの違いについては以下を参考にしてください。

さてさて、オンラインの話なので、オンラインツール とリアルの組み合わせについて書いていきます。

◯申し込みはpeatixを活用

今回は、運営側も初のオンライン開催なので、「申し込みをどうしようか?」となりましたがpeatixがよいとなり。グループを立ち上げ。イベントを作成してあります。

会員のメールとかSNSをつかって呼びかけ。

基調講演1つ、その後4つの分科会に分かれて講演があるスケジュールだったので、チケットは「基調講演+分科会A」のセットにする、もしくは別々にするか?となりまして。結局、分科会のみからの参加もOKにできるように、バラバラの購入スタイルになりました。

スマホで、管理している方もどのくらい申し込みがあってるか、すぐ円グラフで確認できるのがいいですね。

130名を超える参加者があってました。

peatixのメリットについては以前記事にまとめてます。

zoomに関しては。


◯運営での通信、音響への手配

スクリーンショット 2020-12-12 午前8.22.50

基調講演が1つ、分科会は4つ。基調講演の場所を事務局機能を持たせたので、会議室を5部屋借りた感じでした。講師、運営含めて会場から配信といったスタイルという判断に、一番心配していたのが通信トラブルとマイクトラブル。

【WIFI環境】

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会場は、運営と講師。ボランティアが数名といった感じです。(私のところは運営2人講師1〜2名)パレアのWIFIが優秀で、安定していたので問題なかったです。(kumamoto free wifiもあり、まあまあ速度もでてました)もしものために、各部屋にモバイルWIFIをレンタルしてました。

オンライン開催上、通信環境がトラブルとどうにもこうにもwなので。

【音響環境】

同じ部屋でzoom接続する時は、マイク付きイヤホンにする。といった対応でやりました。スマホについてるものでも十分。音が回ってハウリングしなければよい。ぐらいの感覚。 とりあえず、音が適切な音量でハッキリ聞こえる、音が途切れない。とか、当たり前のことがあたりまえに動くことがオンラインでは逆に心配になりますね。w

予備にディスカウントストアに買いに行きました。1000円です。最終的に試しに使いましたが、装着感はいまいちなものの必要十分に働いてくれました。

【司会用に集音マイクを購入】

司会が、2人とかで同じカメラで話す場面があったので、できるだけ簡単に集音したいなぁ。と思った結果。

木下所長さんがオススメしていた。Ankerの会議ようマイクスピーカーを購入してみました。

ポイントしては、マイクの指向性、エコーキャンセリングや残響抑制、ノイズリダクション機能があること。会話がはっきり聞こえるように最適化してあることですね。

あと、BluetoothもしくはUSBケーブルで挿せばすぐ使えることですね。「他の運営の人にこれ使ってください!」といえば簡単に使えるので、当日は活躍してくれました。てか、12月12日現在の時点で、タイムセールで3000円も安くなっとる。泣

【資料】

日にちがなかったため、なかなか資料が錯綜していた印象。最終的には、Google driveなんかにまとめて、一括で管理もできればよかったかなぁととも思いますが。運営メンバーの人数もそう多くなかったので、特に問題にはなりませんでした。

【運営のやりとりはメッセンジャー】

slackとかもあるんですが、運営グループだとメッセンジャーが一番やりとりがスムーズだったのでメッセンジャーを活用。ツールとしては、情報が流れてしまいがちですが。当日のリアルタイム進行には向いてたかと。

PCとスマホでどちらも使ってるという人が多かったので。これはメンバーで決めればいいのかと、いくら便利でも使いこなせないと効力を発揮しないものです。

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記念写真はマスクを外してパシャリ。

とまあ、オンラインツールを活用して、無事に終了しました。


しかし、またコロナが流行ってますのでオンライン開催が増えそうですね!引き続きオンライン活用から学んだ知見をまとめていきますのでよろしくお願いします。

【この記事について】
Locally Driven Labs(LDL)のプロジェクトの1つ“地方のオンラインの普及と価値の創造“にて、オンラインツールの情報共有を記事にしています。地方で実践しているメンバーがオンラインツールの使用感などを話しており、参考資料しても活用できます。




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