フミとハル

学生生活があと2年で終わってしまう。(M1建築学生) 感じ方、考え方の異なる2人が建築…

フミとハル

学生生活があと2年で終わってしまう。(M1建築学生) 感じ方、考え方の異なる2人が建築のことはもちろん、日々考えてることを書き留めていきたいと思います。

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建築学生2人の|はじめてのnote

はじめまして。 フミです。 実はこのアカウントを作ってから3年も経っていました。 3年前の私も今の私もあまり変わらず、なにか始めたい!と思って始めるものの、一歩踏み出せず、、というどうしようもない人です。 そんな私に「note書こうよ!一緒に!」と声をかけてくれたのが私の相方、ハルです。 ハルはいつもぐずぐずだらだらしている私を見捨てず、歩かせてくれます。 だから今回は3日坊主くらいまでは文章書いてみようと思ってます。だらだらと。 二人でnoteを始めるのでそれぞれに

    • 7つのルール / 秋葉原電波会館

      秋葉原電波会館 設計者不明 1951年 東京都千代田区外神田1丁目14−3 戦争の後、近くの大学生が、ラジオの組み立て販売を始めた。 秋葉原の街は闇市から電気街に変わっていく。 秋葉原電波会館は、秋葉原に電気屋さんがひしめいた頃の駅前の風景を伝えている。 7つの電気屋さんは、1つのクリーム色の壁を背景にして、7種類の窓やオーニング、給排気口の配置パターンをつくりだしている。 全体を統一する規則を保ったまま、少しづつ変化するエレメントの組み合わせには、 様々な部品

      • 光泳 / パイミオのサナトリウム

        二枚のガラスの間を光が泳ぎ、 足元から暖かい風が室内に誘われる 建築によって暖められた光や風がベットに横たわる患者さんに 今、私がここに生きていることを感じさせてくれる。 これはそんな建築の表情を描いたもので、 1933年、医療施設としてフィンランドのトゥルク郊外の森の中に建てられました。 「パイミオのサナトリウム」 設計者は建築家の「アルヴァ・アールト」です。 建物全体の立面は横連窓が多用されており、 まさにモダニズム建築を象徴とするエレメント。 しかし、アール

        • 街をうつしだす「SPIRAL」

          SPIRAL 槇文彦+槙総合計画事務所 東京都港区南青山5-6-23 1985年9月 1985年の雑誌を読んでいたら、この建築に触れたくなって、つい電車を降りてしまった。 少し涼しくなってきた夏の夜、パスタと香水の匂いをかき分けながら、表参道の交差点を10分ほど歩くとSPIRALは現れる。 渦巻くような、洋服を切り貼りしたような、様々な幾何学が施されたファサードは、古い雑誌の写真で見るほど浮いていない。 雑誌のテキストは、竣工時の表参道を雑多な街だと表現している。

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          建築をトリビュートする

          こんにちは、フミです。 8月28日 クリープハイプのトリビュートアルバム 「もしも生まれ変わったならそっとこんな声になって」 というアルバムがリリースされました。 今日はこのアルバムについて、音楽と建築について書こうと思います。 トリビュートアルバムとは トリビュートとは感謝や尊敬の気持ちを表すしるしという意味を持ちます。つまり、他のアーティストの曲に敬意を表しながらカバーをするアルバムのことです。 「もしも生まれ変わったならそっとこんな声になって」では11組のアー

          建築をトリビュートする

          建築家を志して

          高校3年の夏、建築学科に進学することを決めました。それから5年経って今は大学院で建築を学んでいます。 建築は私に、解ろうと努力する力を授けてくれました。 建築を探求するればするほど、今までの自分の常識では理解出来ないことが出てきますし、協力して作品を作る場合、意見が食い違うことはとても多いです。 その時、「分からない」、「難しい」と言って、突っぱねることは簡単です。 意見の食い違いや、理解出来ない理論を創造的な経験にするためには、自分の常識を疑って、相手の常識を取り入

          建築家を志して