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閉じた自由と開いた自由と

年代とか世代でものごとを区切らないのだけど(すべては人によって違う)、マクロで見ればなんとなくの傾向みたいなものは見えるときがある。

「自由」という言葉というか概念に対しても、なんとなく年代や世代の違いがあるらしい。曖昧な言い方をしてるのは、ちゃんとした調査をもとに言ってるわけではないから。

たまたま何かで「自由」をテーマにした音楽作品について考えていて、その界隈の意見とかを拾ってるときに感じたこと。

すごくざっくり分けると、30代以下と40代以上では「自由」に対するイメージや概念が違ってる。

30代以下の持っている「自由」とは、主に自分の内面世界、あるいは自分の内面に映り込んだ世界の中で自分が自由でいられること。

40代以上の持っている「自由」は、自分を取り巻くリアル世界、自分にリアルに関係してくる何かとの中で自分が自由であること。

もちろん異論は認めます。ぜんぜん違うよって人もいて当然。

だけど、わかる気もする。リアルワールドはかなり無理ゲー化してるので、そっちと戦っても仕方なくて。

だったら自分の内側に自由をいろんなバージョンで持ってたほうが自由感が感じられるというか。

あえて言えば「閉じた自由」と「開いた自由」の違い。
内面の世界を触れられたくない自由。外の世界に出て行ける自由。

どっちがいいとか悪いとかでもなく、でも自由すら分断されてるんだなと考えると、いろいろ思うことはあるな。