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ものかきのおかしみと哀しみ

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2022年2月の記事一覧

自分のために書かない

自分のために書かない

ライターは自分のために書かない。そんな不文律がある。少なくとも僕にはある。

メディア記事なら取材して話を聞かせてもらうインタビュイーのため、書籍ならコンテンツを持つ著者の伝えたいことのために書く。どちらも最終的には「読む人」のために書く。

なぜなら、それがライターの役割だからだ。

ライターが自分のために書いてしまったら仕事として成り立たない。もちろん、よほど腕もあって名の売れたライターなら「

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