米国留学を終えて

370日間のアメリカ留学を終え、帰国しました。

長く、しかし一瞬の旅でした。これ程変化の激しく、疾風怒濤のように過ぎ去っていった1年は、未だ曾て有りません。

振り返りをしないと、自分の経験がすぐにでも風化してしまうのではないかと危機感を抱いています。

目標到達度


1年間自分なりに苦闘した結果、多くの変化がありましたが、まず留学の目的として掲げた「市場価値の向上」・「やりたいことを見つける」という二点に関しては、自分で納得できる程に達成感があります。

大学での修了式で、他国出身のクラスメートから「英語が以前よりもずっとうまくなった。」、「プレゼンテーションがよりロジカルになって聞き取りやすくなった。」という意見を頂いており、英語発信力やプレゼン力、及びロジカルシンキング力など留学前の自分に欠けていたスキルは十分培われたと考えています。
相応の努力をすれば結果はいずれ可視化されるでしょう。

「将来どう生きるか」、答えを探す1年でもありましたが、当面は「自分が最も向いていることに全力投球する。」という考えに帰結しました。5年後・10年後のビジョンを描こうとしても、これだけ変化率の高い時代に生きている以上、未来予測はそう簡単に当たりません。不確実な世界にあれこれ思考を巡らすよりも、今自分の中にある人的資本を最大化し、1つでも良いから競争優位性を確立するのが良法だと思っています。地に足をつけ、出たとこ勝負を楽しみながら特技を磨こう、ということです。というわけで当面は「今自分が一番得意である」セールスとして、ビジネスの世界を泳いでいく所存です。


精神面での成長


とまあいっちょ前にアチーブメントを書きましたが、渡航前の自分は明らかにビビっていました。

海外経験が皆無だった自分にとっては、国際便に乗ると考えただけでストレスに見舞われ、成田空港行きのシャトルバス、及び行きの飛行機の中では普通に泣いていました😭
ひどい時は、臓物が搾り取られるような感覚に襲われ、何も考えられませんでした😨

そんなひよっこだった私が1年間のアメリカ生活を乗り越えられたのは、過去の自分の努力と、支えて下さった皆さんのおかげです。

今努力ができる人は、過去に努力を積み重ねてきた人でしょう。自分もそういう人間だと信じています。
一人暮らしの中頑固に仮面浪人をしたり、広島から高速バスで通勤しながら大阪のベンチャーにてインターンに取り組んだり、そういった経験で培った馬力を駆使して乗り越えられた瞬間が何度もありました。
そしてこの留学中の努力は、今後直面する困難に打ち勝つための原動力になるでしょう。
全ての過去の経験は数珠つなぎとなり、今そして将来の自分の糧になるのです。

そして、馬力はあるがブレーキ性能が乏しい私は、皆さんから頂いたサポートのおかげで何度も立ち上がることができ、ここまで生き抜くことができました。
私は良くも悪くも色々抱え込むタイプの人間で、時にその重みに耐えきれずにパンクしてしまうことがありましたが、多くの方々からアドバイスを頂き、沢山の生き知恵を学びました。
だからこそ私もこういう振り返りを通じて、自身の経験、そして経験から抽出した知恵を世の中にシェアしていこうと考えています。


今後に向けて


この1年間、自分に投資し続け、確実に成長しました。そして、その投資のリターンの大きさは、これからの自分にかかっています。
「留学中は努力する」ではなくて「留学後も努力する」方が、この1年間の学びを拡張させることができ、より高いステージに到達できると考えています。
帰国後も可能な限り挑戦のサイクルを回していき、人的資本の最大化に楽しく努めていきます。

この留学は自分の人生の分水嶺になりました。そして、1つの物語の終わりには、また新しい物語が待っているものでしょう。この投稿を皮切りに、noteにて自分の経験・知恵・価値観などを積極的に発信していきます。

若さ故の語り落としもあるでしょうが、引き続きご一読頂けると幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

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