およばない(詩)
前を向いて歩くと
私は背が低いから
みんなに見下されてるように感じる
そんなこと 思ってないかもしれないけれど
下を見て歩くと
節々が折れ曲がった蟻
粉砕された蝸牛
コンクリートに同化した 毛も生えぬ小鳥
そんなこと 気づいてないかもしれないけど
上を見て歩くと
みんながざわめく虹
みんなが足を早める雨
みんなをうっとりさせる星
そんなこと 意識してないかもしれないけど
ねぇ きみは
誰が足元にいて
誰の足元にいる?
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前を向いて歩くと
私は背が低いから
みんなに見下されてるように感じる
そんなこと 思ってないかもしれないけれど
下を見て歩くと
節々が折れ曲がった蟻
粉砕された蝸牛
コンクリートに同化した 毛も生えぬ小鳥
そんなこと 気づいてないかもしれないけど
上を見て歩くと
みんながざわめく虹
みんなが足を早める雨
みんなをうっとりさせる星
そんなこと 意識してないかもしれないけど
ねぇ きみは
誰が足元にいて
誰の足元にいる?
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