日本茶と僕の日常 その2
こんにちは。ひじき茶々です。
ちゃちゃちゃー🍵
お休みの朝、いつもより目覚めがいい。
平日のほうが目覚めが良くなって欲しいのですけど。
そんな思いをいだきつつ、僕はすっきりおきられた今に、感謝である。
最近、寝不足気味だったもんなぁ。なんて、思いながら、昨日回していた洗濯物を、かごに移して、仕分けする。
いつもはだる重い作業も、すっきり起きられた朝は違う。
優雅な家事へと少しだけ変わる。
あらかたの朝の家事を終えて、お気に入りの本を片手に、リビングへ移動する。
今日のお供の本は「喫茶チェーン観察帖」
緑色の表紙が目印。チェーン店の喫茶を網羅している。優しいイラストと著者の喫茶店への愛情を受け取れるような本。
僕のお気に入りの1冊。
早く起きた朝は、時間がすぎるのがゆっくりに感じられ、特に丁寧に過ごせる気がする。
僕は、本をテーブルの上に置くと、わくわくとした気持ちを隠せていない動作をしつつ、お湯を沸かす。
お湯が沸くあいだに、お気に入りのマグカップへ、スティックタイプのほうじ茶ラテをさーっと、勢いよくいれる。
お湯が沸くまでの音を聴きながら、僕は、本を丁寧に開いていく。
そういえば最近、喫茶店いってないなぁ。
あ!ここ、いってみたい。
あ~ここわかる。すごくわかる。
心の声は騒がしく、色がついたように華やか。
本に夢中になっていたら、お湯が湧き終わったようだ。
湧いたお湯を、マグカップへ。
お湯は少なめに入れ、そのあと冷たい牛乳をマグカップの容量の7割くらいまで、注ぎます。
ほうじ茶ラテ、牛乳増し増し。
全部目分量だけど、なかなか美味しくできた。
温かいものを飲むはずが、牛乳増し増しにしたので、少しぬるくなってしまったが、それもまた楽しいもの。
今度は、飲みながら本に目を通していく。
ほうじ茶ラテのように優しく甘いドリンクを扱っているチェーン店のイラストを眺めながら、味わいをイメージする。
でも、飲んでいるのはほうじ茶ラテ牛乳増し増しなので、ほうじ茶の優しい味わいしか、感じられない。
さすがに、ほかの味わいを想像するのは無理があったようだ。
ちょっとした自分のうっかりに、くすりと笑う。
いつの間にか、余計にぬるくなっていくほうじ茶ラテと、本の世界にどっぷりハマっていく、僕。
ぬるくなったほうじ茶ラテも、また、良きものかな。
そうして今日も1日が始まっていくのだ。