見出し画像

【PC横浜トップ8】スゥルタイリアニメイトガイド【もがく出現】

こんにちは、ふみふみと申します。
こうした記事を書くのは慣れておりませんので見辛い点があるかと思いますのでご了承願います。


簡単なプロフィールです。
先日行われたPC横浜のスタンダードカップにてトップ8になりました。
上記の成績以外誇れるものは何一つありません。
強いて言えばゲームデー優勝、GP2日目多数とかそんなレベルの弱小プレイヤーです。
昔は大会によく出ていましたが、コロナ渦で出なくなりました。
最近はMTGアリーナをメインにプレイをしていますが、昨年の12月までほとんどやっていませんでした。
PC横浜が開催されるのを知り、昔味わったGPの興奮を感じたくてめちゃくちゃスタンダードを練習しました。

今回のPC横浜のスタンダードカップで使用した【もがく出現】をキーカードにしたスゥルタイリアニメイトを使ったのでその解説をしたいと思います。

1:デッキレシピ

デッキレシピ
https://mtg-jp.com/coverage/pcyokohama24/decklist/0037586/

1月初旬からずっと使用してきましたが、カルロフ邸殺人事件発売に伴い諜報ランドを入れた形にしPC横浜に持ち込みました。

デッキの基本的な動きは1~2マナ帯の【異世界の凝視】、【ファラジの考古学者】、【第三の道の創設】、【錠前破りのいたずら屋】等で墓地を肥やし早い段階で【もがく出現】から【偉大なる統一者、アトラクサ】等のフィニッシャーを出すことを目的としてます。

1ターン目【異世界の凝視】→ 2ターン目【第三の道の創設】+【錠前破りのいたずら屋】と動ければ最速で3ターン目にはフィニッシャーを着地させる事が不可能ではありません。
【偉大なる統一者、アトラクサ】を着地させれば盤面の制圧力、ハンドアドバンテージに圧倒的に差が出て、スタンダードのデッキの中でも最も気持ちよくなれるデッキだと思います。
諜報ランドの存在はこのデッキとってマスターピースになりました。
墓地を肥やす役割を担えるのが本当に優秀でした。
優秀故に5枚の採用!重宝しますよ!諜報ランドだけに!がはは!

今まで墓地の【偉大なる統一者、アトラクサ】を【もがく出現】で場に出したいのに、墓地のパーマネントの数が6枚しかない!出せない!なんてことも多々ありましたが、諜報ランドのおかげでそのような場面に出くわす事が少なくなりました。

2:有利不利

⚫︎有利な相手
・打ち消しを有さないミッドレンジ(赤黒、緑黒)
・ドメインランプ
・赤白召集

⚫︎不利な相手
・打ち消しを有したミッドレンジ(エスパー、青白)
・毒性アグロ

有利な相手の説明ですが、
まず打ち消しを有さないミッドレンジに対しては、こちらのアクションが基本的に全て通るため1本目からほぼ確実に勝てます。
2本目以降に関しては墓地対策の有無が勝敗を分けますが基本的に有利な事は変わりないので臆せず強いアクションを取り続ければ勝てます。
このマッチアップに関しては本当に説明する事がないんです…強いカードを叩きつければ勝てるんだもん…

ドメインランプに関して
以下の理由で有利です。
・打ち消し呪文が入っていない
・盤面を作るのに時間がかかる=こちらに準備の時間がある

またこちらの方が早い段階でフィニッシャーを出せることも有利な理由の一つです。
早い段階で展開できたフィニッシャーを如何に維持するかを考えつつ、相手の行動を奪うアクションを取ります。
具体例としては【発展の暴君、ジン=ギタクシアス】を着地させ、相手の【太陽降下】や、【集団失踪】と言った全体除去や、【群れの渡り】からのトークン展開を防ぎます。
トークンを展開されても相手の展開が基本的に遅いため、墓地が肥えまくり【ファイレクシアへの門】を出すことができる場面が多いので特に問題はありません。

ドメインランプの強いやつら

【発展の暴君、ジン=ギタクシアス】に対して相手は【力線の束縛】を撃たざるを得ない状況になります。
【力線の束縛】に対しては【耐え抜くもの、母聖樹】や【産業のタイタン】で対処すれば盤面に【発展の暴君、ジン=ギタクシアス】が残り続ける為、後続の【もがく現出】がコピー出来て爆発的なアドバンテージを得る事ができます。
あくまでも【発展の暴君、ジン=ギタクシアス】がある例です!
場に出たらとても強いですよ!

書いてあること全部強い!

あとは【ギックスの残虐】の1章の効果で相手の手札を確認し、【偉大なる統一者、アトラクサ】等のフィニッシャーを墓地に落としつつ、こちらはフィニッシャーを出していけば勝利に近付くでしょう。
ここで【ファイレクシアへの門】が場に出ていれば相手のリソースだけでも勝つことが可能になります。

自分で使うと気持ちいいです。

赤白アグロ関して
対戦するまで不利とばかり考えていましたが、何故勝てるかを考えた結果、以下の結論に至りました。
・ブロッカーが優秀(【ファラジの考古学者】)
・召集で【イーオスの遍歴の騎士】を出すとクリーチャーがタップされ、攻撃できなくなるので少しだけ時間が稼げる

いい雄♂

召集はメリットもありますが、デメリットもあるんだなぁと思いました。
少しの時間を与えてくれるだけでこちらの大振りなアクションが盤面に驚異的な影響を与えるので勝てるようです(未だに半信半疑)

不利な相手(エスパーミッドレンジや青白アグロ)について
クロックパーミッションを仕掛けてくるデッキに関しては勝ちに向けた盤面を作る前にライフが底を尽きる事が多く、勝ちづらいマッチアップです。
【敬虔な新米、デニック】や【門衛のスラル】、【ティシャーナの潮縛り】等のこちらのリアニメイト戦略や強烈なETB能力を封じる手段が豊富且つ【喝破】や【かき消し】等の打ち消し呪文でこちらのやりたい事が全く出来ません。

鬼畜3人衆

毒性アグロに関して
一方的にやられます。
勝てません。お手上げです。
毒が溜まるのが早くて、こちらに展開する時間を与えてくれません。
最速でフィニッシャーを叩きつける以外に勝ち目はありません。
当たったらマジックの神様にお祈りしましょう。

2マナだったら許してた?いや、許せない

3:PC横浜でのマッチアップについて

スゥルタイリアニメイトがどんなデッキかある程度理解できたと思いますのでPC横浜でのマッチアップを紹介します。

予選
1回戦目:赤白召集 ×⚪︎⚪︎
2回戦目:エスパーミッドレンジ ××
3回戦目:赤黒ミッドレンジ ⚪︎×⚪︎
4回戦目:緑黒ミッドレンジ ⚪︎⚪︎
5回戦目:赤白召集 ⚪︎⚪︎
6回戦目:赤単 ⚪︎⚪︎
7回戦目:エスパーミッドレンジ ⚪︎⚪︎
8回戦目:ドメインランプ ⚪︎⚪︎
9回戦目:赤白召集 ⚪︎⚪︎
10回戦目:ID
8-1-1

決勝トーナメント
準々決勝:青白ミッドレンジ ××

全体を通して有利な対戦相手だった事でトップ8まで行けたのだと思います。
MTGアリーナでしか対戦してませんでしたが、
リアルのトーナメントの分布は以下のように予想していました。
・前環境でも強かったデッキが多そう(エスパーミッドレンジ、ドメインランプ等)
・安価で組めて強いデッキが多そう(赤白召集、赤単等)

実際の分布はこのような感じでした。

引用元:X  mtgjpより

予想は概ね当たってるような?気がしました。
上位5デッキ中有利な相手が4デッキもあり、パーセンテージで表すと有利な相手が上位だけで40.7%もいました。
いろんなアーキタイプが存在するの中ではかなり勝ちやすい環境だったと言えます。
今回デッキチョイスがよかったのもトップ8に入った要因の1つです。
あとはトーナメントでどれだけ不利な相手に当たらないかをお祈りしました。祈りは大事です。

4:トーナメントの小話


・1試合目のフィーチャーマッチでの出来事

1試合目はかの有名なMOパンダさん
初めてのフィーチャー卓に呼ばれました
ワクワクしながら対戦の準備をしていると、横からジャッジに声掛けられ、デッキチェックかー?と思いきや、
「対戦が配信されるのでスリーブは公式のものか無地のモノにしてください、替えのスリーブはこちらで用意します」

まじかよぉ!?
ディズニー大好きで当時は年パスを持って通っていた程だったので、当然スリーブもミッキーマウス!
私は悲しみに暮れました。
用意された沼スリーブに変更して対戦しました。

交換したスリーブ達


対戦を続けていくうちに沼スリーブの横が裂けてきたので、刀スリーブを購入して変更しました。

その後、9回戦でもフィーチャー卓に呼ばれて、
ジャッジから「スリーブ変えたんすね」って言われました。
みなさん、無地のスリーブを使うようにしましょうね!!

・君の名は
トップ8に初めて入って、ウキウキしながら写真撮影してプロフィールも投稿してどんな形で掲載されるのかなぁと思って公開されたトップ8のプロフィールを見てみると


引用元:https://mtg-jp.com/coverage/pcyokohama24/article/0037588/
※現在は修正済みです。

名前が違う!!!!
これスイスラウンド8位の人の名前じゃ…!

私達…入れ替わってる!?状態になりました。

5:最後に

このデッキを回してみればわかりますが最速で【偉大なる統一者、アトラクサ】を出すと気持ち良すぎてたまりません。
他のデッキを回すと刺激が少なくて物足りなく感じてしまいます。
最終的には刺激が欲しいがためにエスパーミッドレンジに無理矢理【偉大なる統一者、アトラクサ】を入れて【アモンケットへの侵攻】の効果で能力をコピーしたゾンビから刺激を得てました(笑)

サイドボードや細かいプレイングに関しては有料記事にしましたので使って結果を出したい方はご覧ください!(結果が出るとは言っていない)
ここまで読んでくださりありがとうございました!

有料:サイドボーディング

ここから先は

3,764字 / 6画像

¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?