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スピリチュアルマスターの独り言7「大人の発達障害」

「急増する大人の発達障害」というような見出しが目に入った。

私は、ハァ〜っと力が抜ける。

私なりに、この二十年、毎日声を大にして、社会に向かって「この目線で見て、対応していけば、障害が天才になっていきます」と訴え続けているのだが、メジャーな勢いが一般論をリードし続けている。

地球の転換期である現在、スピリチュアルとか、見えない世界とか、精神世界には縁がないと思っていても、皆がエネルギー上昇の渦中に存在している。

全てには微弱な電気が流れていて、その周波数を波動というが、全体の波動が地球規模、宇宙規模で上昇しているのだ。

私達のように意図的に学んでいなくても、準備が整った人のエネルギー状態は波動上昇によって変化していく。

単純な言葉で言うと、3次元から4次元へと意識が拡大し始めるのだが、具体的に何が起きるかと言うと、エネルギー体が成長し始めると言うことである。

エネルギー体とは肉体の周囲を形どるように存在している気の身体である。東洋医学ではお馴染みの漢方、指圧、鍼灸治療でよく聞く経絡の範囲は、エネルギー体の一番身体に近い層になる。ここまでは一般的にも良く知られている、つまり意識されている範囲である。

その範囲が大きく拡大する。言い換えると、次の層まで意識がつながり始めると言うことである。それはエネルギーセンター、チャクラと呼ばれるエネルギーの主要中心点の回転スピードの上昇が、全身の波動上昇を牽引して起こり始める。

それが起き始める時、軽自動車の車体にベンツのエンジンが入ったような状態になり、バランスを取るのが難しくなる。

様々な側面にバランスを取って生きてきた、これまでの感覚が乱れて行く。いつの間にか作ってきた「他の人の期待に応える自分」と言う小さな箱には収まりきれなくなる。

よくあるのは、気持ち(感情によって引き込まれていくマイナスの思考)が落ち着かなく静まらなくなり、普通だったことが難しくなる。エネルギー的には浮いた状態で、日本語でいう「地に足がついた」の真逆で現実力が弱ってしまう。小さなミスが目立ったり、普通ならできることができないなど不思議な自分になる。

過敏になり、これまで感じ取っていなかったことを察知し始めると言うこともエネルギーが大きくなれば普通に起き始める。それは、受け取る情報量が多くなると言うことで、それも物質界だけではなく他の領域からも受け取っり始めるので、何がなんだかわからなくなり、総合失調症、うつなどと呼ばれる状態となる。

色々なエネルギーをスポンジのように吸収するので、疲れやすくなる。繊細な繊維のようなエネルギーであればあるほど、荒く大きな繊維のような外のエネルギーによってノックダウンされてしまう。

波動が上がる時、全てが極端になる。異常気象がその分かりやすい一例である。それは人間でも同じで、大人しい良い人が重犯罪を犯したりする極端なことが起きる。普通の老紳士や淑女が、店員を罵倒したりする姿に何度も遭遇した。また、多くの人が持論、正論を盾に、一斉に特定の人を責め立てたり、追い詰めたりする。

希望に燃えてやる気が湧いたと思ったら、もう何もできなくなる、動けなくなる。家に引きこもっている働き盛りの成人や若者が増え出してもう何十年も経った。

となんとも困った状態ばかり書き綴ったが、エネルギー的な目線で見れば、理由がわかる。理由が分かったら、対処法もわかる。軽自動車のエンジンがベンツ級になり始めた人を、ゆっくりと本物のパワフルな自分へとバランスをとりながら導いていくこともできる。

そんな教育者が、波動上昇が自然に始まった人には必要なのである。

ここには色々な専門家がいて、皆がベストを尽くしている。それぞれが重要な役割をになっている。心からレスペクトしている。

その中にエネルギーの専門家も入って一丸となって働くことができたら、必ず変化がもたらされるだろう。

それにはエネルギーの専門家同士が協力しあえるほど成熟する必要もある。本当に神聖な愛からの導きで動いているならば、エゴを超えたレベルで働いているならば、それも可能になるはずだ。




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