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【🇨🇷02】音

コスタリカでの毎日、朝から晩まで、いろんな音に気づく自分がいます。

教会の鐘

教会から徒歩3分くらいの場所に位置するわたしのステイ先の部屋からは、いつも教会の鐘の音が聞こえてきます。早いときは朝6時くらいから。
ホストファザーによると、コスタリカのマジョリティは、カトリック教徒とのこと。

同じトーンの音が何回か鳴る時もあれば
3種類くらいの違う音階の音色が繰り返し聞こえてくる時もある。

6時のときは、鐘が6回。
7時のときは、鐘が7回。
(この法則に則っていない時もある)

鐘が鳴ったら、時間を確認。そんなルーティンが生まれた。


犬・猫の鳴き声

ステイ先には、犬のアラスカ、クレオ、猫のカミーラが住んでいる。
毎朝、大体彼らがご近所さんの犬に吠える声か、彼らの名前を呼ぶファミリーの声で目が覚める。

「ほら、おいで!」「行くよ!」「こっちに来て!」などなど。
これらのスペイン語は毎日聞くのですぐに覚えられました(笑)

猫のカミーラはご長寿らしく、いつも犬のアラスカとクレオにいじめられるので、1日中ずっと、洗濯機が置いてある小屋のような場所にいる。

その小屋に入るといつも、カミーラはにゃーんと挨拶をしてくれて、ここに来て初めて洗濯しようとした日、彼女はわたしがちゃんと洗濯できるかどうか見届けてくれた。


家族の会話

個人的な感想ですが、ステイ先のファミリーはずーーーーっと何かを喋っている。ご飯を作っているとき、食べているとき、片付けているとき。
同じ空間に誰かがいたら、必ず喋っている。

ホストシスター(と言っても3人の子どもを持つ母親)は、チャキチャキしていて、ストレート。

スペイン語がわからないので、会話のトーンだけから判断すると怒ってるのかな?と思う時があるけれど、そう思った途端に大笑いしたりしている。

84歳のおばあちゃんも、スマートフォンを片手に楽しそうに電話で会話している。結構豪快に笑うおばあちゃんがいい感じだ。

言葉がもっとわかれば。。と思う時もあるけれど、これはこれで今しかできない体験として受け入れている。


サルサ音楽

ホストシスターが音楽好きで、家にいるとサルサミュージックのラジオの音が聞こえてくる。その音に、ノリノリな彼女の歌声が重なる。

こちらに来てから好きな瞬間がある。

それは、音楽を聞くと、みんな何をしていても体を動かしてリズムを踏んだり、踊り出したりする瞬間。

歩いている時、モップがけしている時、冷蔵庫に食材を取りに行く時(笑)。

まさに、体が勝手に動き出していて、数秒、音に体を任せて、また元にもどる。

その光景がなんだか好きだ。


コスタリカの気候は乾季と雨季の2つで、ホストマザー曰く、乾季が11月〜4月、雨季が5月〜10月。

9月の今は雨季で、1日に1回は傘を使う。
午前中は青空が見えて、散歩していると汗が出てくるくらい気温も高くなるけれど、お昼頃に涼しい風が吹き始め、雲が出始める。

結構涼しくなってきたなあと思ったら、雷が鳴って、ものの数分で滝のような雨が降る時もある。
その後、ポツポツした雨に変わって、雨が上がるか、また強く降り出す。

いつもこのパターンなので、逆にいつ雨が降り出すかが想像できて、洗濯物が干しやすく、予定も立てやすい(笑)。


ヤモリ

1日の終わりに聞こえてくる音。

わたしの部屋の窓のところにいつもいる、ヤモリの鳴き声です。

どこからともなく、"キャッキャッキャッキャッ" という音が、夜に何回か聞こえる。

この前、部屋の中にアリが発生したとき、そのゲッコーが沢山食べてくれた。

彼ら(多分2匹はいる)のおかげで?部屋のに蚊やハエはあまり出てこない気がする。

ヤモリには、以前ホームステイをさせてもらったラオスや、マレーシアの村、インドネシアやシンガポールの宿でも遭遇した。

そのときのヤモリは「ゲッコー、ゲッコー」と鳴いていたので、違う種類なのかもしれないけれど。

そして、実は日本の自宅でも遭遇したことがあり(笑)、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる。

まだまだ、いろんな音がある。

日本ではどんな音が聞こえていただろうか。

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