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その人の一冊にハマるとその方が書いた過去作品気になるあの現象

私は、昔から本が好き。
その中でも非現実じゃなくて、日常に近くて自分達の生活に近いような想像しやすい物語が好き。

例えば、学生ものだったり、恋愛もの、仕事とか。想像しやすくて、自分に置き換えやすいからだろうか。

本屋に行って、私が手に取るのは題名と帯を見て直感で選ぶことが多い。表紙の色味とか、題名とか。今まで見た題名で、私が一瞬で心奪われたのは、

尾形真理子さんの『試着室で思い出したら本気の恋だと思う』だ。

私には、この題名から始まる物語が気になって気になって、どんな世界が始まるんだろう。と思い問答無用で手に取って購入した。
ネタバレになるためそこまで詳しくは書かないが、短編集でこんなお店に私も出会いたい。服ひとつで幸せを感じられる。試着室という本来ならただ着替えるだけの空間が違う場所のように思えて、自分を少し変えてくれる、背中を押してくれるそんな場所になることもあるんだ。と思えた。まだ読んでない人や本が苦手な人も、短編集ということで読み進めやすいから是非手に取って読んでみてほしい。

読み終わると私は作者さんの表現の仕方を好きになって、他の物語ではどんなふうに表現しているのか、どんな話が描かれているのか。気になる。

尾形真理子さんは2021.9.8に新作『隣人の愛を知れ』という物語を出版された。

まだ読めていないが絶対に読もうと決めている。読んだら感想でも書こうかな。

今度はどんな物語で、どんな表現でどんな話が描かれているんだろう。ものすごく楽しみだ。

こんなふうにひとつの作品を読むと、その作者さんの他の作品がまた気になる。好きな作者さんを見つけると、自分好みの表現が描かれてることが多いから、読書が捗ると思う。
本は知識にもなるし、心の逃げ場にもなると私は思っている。私は、本にたくさん救われた。

まだまだこれからたくさんの本を読んで、たくさんの作者さんに出会い、人生を楽しむための引き出しをつくりたい。

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