見出し画像

「不思議の国ベラルーシ ナショナリズムから遠く離れて」 服部倫卓

岩波書店

ベラルーシとその隣国


実は、随分前(もう一昨年?)にベラルーシのランチに行った(六本木一丁目と麻布十番の間)のだが、そのベラルーシに関する本。ベラルーシに希薄なナショナリズムの話題なのだが、ベラルーシの本自体がほとんどないので貴重。
(2009 01/04)

ベラルーシとリトアニア
中世に一大国を築いたリトアニア大公国(現地ではリトヴァと呼ばれる)の核となる地域は、実は今のリトアニア東部からベラルーシ西北部にかけて。支配者はバルト族のリトアニア人でしたが、住民の大半は東スラブ族のベラルーシ人らしい…と、昨日買った本「不思議の国ベラルーシ」にはあった。
あと、ベラルーシ地域はドストエフスキーの祖先の出自の地を始め、シャガール、コシューシコ、ミツケーヴィッチなど有名人結構いる。でも、なんだかほとんど隣国の印象強い…あと、取り上げられてはいなかったけど、シュルツもそう?…
(2009 01/05)

「不思議の国ベラルーシ」を読み終えた。著者である服部氏がベラルーシに関するホームページ立ち上げているらしいので、そっちもチェックしなきゃ…
(2009 01/06)

ベラルーシ著者のホームページ


先週読み終えた「不思議の国ベラルーシ」の著者服部氏のホームページ見た。今はロシアやウクライナ情報と三部構成。個人的に面白かったのはポーランド・リトアニア・ラトヴィア巡りとモルドヴァ視察。
前者はこれら三国とベラルーシの格差に驚き、後者ではヨーロッパ最貧国とされるモルドヴァが思いのほかに(ベラルーシより?)豊かそう(出稼ぎ労働者からの資金流入)だということ。隣国でもともとは同じ民族らしいルーマニア側は統合歓迎らしいのですが、モルドヴァ側はどうでしょうか?沿ドニエプル(だったかな?)国という更なる分国もあるし…
(2009 01/14)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?