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「シェリ」 コレット

工藤庸子 訳  岩波文庫  岩波書店

今日からコレットの「シェリ」を読み始めた。あのジッドがコレットの元に手紙を書いて絶讃したという逸話があり、最近もますます評価が上がっている作品。
内容は高級娼婦と年下の若者との話。「ナナ」とかと同じ。ただし、あっちは「モーレツ」って感じ。こっちは「アンニュイ」って感じ。50年くらい?の差なのにね。
(2008 05/14)

真珠とシェリの関係 。この小説でキーになるものといえば真珠。冒頭、色は白がいいかピンクがかったのがいいかという話題から、シェリが麻薬仲間に見た模造品真珠まで。何かの象徴かしらん?
(2008 05/20)

「シェリ」昨晩読み終えた。視覚にも聴覚にも触覚にも新たな描写が使われている。同時代のプルーストと同じように。
(2008 05/21)

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