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トゥインゴ日記#11 最終回 ありがとうトゥインゴ


noteではほぼ一年ぶり、そして最後のトゥインゴ日記になりました。
今年の春は三週間の鳥取出張もあり、なかなか乗れない日々が続いておりましたが、たまに乗り出しても不調を感じることもなく、エアコンも効いてる状態が続いていました。

今年のGWは最後になりそうなトゥインゴ遠征と言うことで、思い切って名古屋方面に出かけました。
ここでもやはりリッター20kmという燃費を叩き出し、経済性を見せつけてくれました。

GW後もしばらく乗れない日々が続いて6月半ば、所用でトゥインゴを出したら、エアコンが効かなくなっていました。
昨年はこのパターンでコンプレッサー交換に至りましたが、いよいよ来たなと思いました。

とりあえずガス補充をしてみましたが、そもそもガスが抜け切っていました。
補充していくうちに少し冷えるようになったものの、電動ファンが回るとコンデンサ辺りがもうもうとします。
コンデンサ回りのガス漏れが抜き差しならない事態になったことがわかりました。
コンデンサ交換か穴塞ぎかと思いましたが、もとより車検1回分との考えもあり、この時点で退役を決断しました。

自分が便利なようにあれこれ手を掛けて来たので、そのまま引き継いでくれる方があればとの思いからTwitterと Facebookで里親募集を掛けたところ、Twitterルートで挙手いただいた方が現車確認に来られました。
元国産車の整備士だった方で、下回りを覗き込むなど念入りにチェックされている時に私も把握していなかったミッションからのオイル滲みを発見。
スルーとなりました。
QSは駆動系のトラブルが出たら修理がかなり厳しくなるので、おくりびとになることにしました。

諸々の部品取り外し作業を行い、以前からFacebookページに現れていた解体業者に連絡を取ったところ、好条件での引き取りを打診されたので持ち込みしました。

以前から心のどこかで欧州小型車と暮らしてみたいと言う願望がありました。
想定していたのはVWゴルフ辺りでしたが、最小クラスのトゥインゴは実にクルマの基本がしっかりしていて、運転していて楽しい本当にいいクルマでした。
1年半、楽しませてもらいました。

年末に丸の内へエモい写真を撮りに行ったり、ラストにもう一度汐留のイタリア街へ行った写真を載せます。
イタリア街の石畳が本当によく似合うクルマでした。

ありがとう、トゥインゴ!

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