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心理系大学院受験対策~面接編~


こんばんは!ふみです。

今日は、心理系大学院受験対策~面接編~について書いていきたいと思います。

面接は受験大学院ごとに対策するのが良いと思われます。
しかし、基本的に聞かれることはいくつかあるので、準備しておくことが必要です。

私は、ダンスをしていて発表会などの経験から、比較的面接に対して苦手意識はありませんでした。
しかし、準備をしていないと十分な力を発揮できないので、イメトレをたくさんしていました。

面接で聞かれる基本的な内容は
志望理由、研究計画について、卒業後の進路、実習やボランティアについて
です。

一つ一つ紹介していきます。

志望理由

志望理由と言われるとざっくりとしているように思いますが、
私が結局必要だなと感じたのは以下の4つです。

・心理士になりたい理由
・大学院に進学したい理由
・その大学院に行きたい理由
・その教授の元で研究したい理由

心理士になりたいと思ったきっかけや、
どうしてAルートで心理士を目指すのか、
その中でどうしてその大学院に受験を決めたのか、他の大学院との違い、
大学院は研究をする場所なのでそこでしかできない研究は何なのか、
を改めて自分の中で考えていくと良いと思います。
正解はないので、自分の中で明確な考えがあると基本的には大丈夫だと思います。
就職ではなく進学に決めた時を思い出したり、心理学部に進んだ理由を思い出したりしてみたら、少し答えが見えてくるのではないでしょうか。

研究計画

研究計画について、まず概要の説明をお願いされることがあります。
そのため、研究計画の内容を簡潔に述べる練習をしておく必要があります。
基本的には、目的、方法、仮説、分析方法などを説明できれば十分であると思います。
説明が終わると、面接官の先生からいくつか質問があると思います。

それらの質問は、卒論との関連や、尺度の妥当性、倫理的な問題などについて聞かれることがあります。
想像できる範囲で対策しておいて、面接時にわからなくなったら、
大学院に入学してから考えると伝えても十分だと思います。

このとき、卒論についての説明が求められる場合があります。
分析や解釈ができているのが望ましいですが、
自分の研究の進んでいる所まで説明できれば十分だと思います。

卒業後の進路

教育、福祉、医療、司法、産業の5領域の中で、どの領域で働きたいのか、
イメージがあれば伝える必要があります。
まだどの領域で働きたいか迷っている場合でも、
「強いて言うならどこ?」と聞かれることがあるので、
ある程度自分の行きたい領域とその理由を持っておくと安心かなと思います。

実習やボランティアについて

公認心理師を目指している方であれば、
学部生の間に、心理実習の授業を取っていると思います。
実習でのよくできた部分と足りないと思った部分について
話すよう求められる場合があります。
実習に行っていない場合は、ボランティアでの経験などを話すと良いと思います。

その他

その他として、私が準備をしておいて良かったと思ったことを紹介します。
就活と同じようにガクチカは考えておいて損はないと思います。
大学生活に限定しなくても、高校生活で頑張ったことでも大丈夫です。
ちなみに私は、最後の自己アピールを求められたときに、
高校の時の部活動について話しました。

また、自分自身が心理士に向いていると思った理由をまとめておいてもいいとおもいます。
よく相談されるでもいいですし、自分の過去の経験からでも大丈夫だと思います。

面接練習

今までは、面接の内容の部分でした。
最後に、面接練習について少し書いておきたいと思います。

私は、比較的入試のギリギリで練習を始めました。
友達と1回だけ面接練習をして、フィードバックをもらいました。
他には、YouTubeで就活の面接シュミレーション動画を見て、1人で練習していました。

面接は、受験番号順に行われていくことが基本で、自分の面接までに1時間以上の待ち時間が生じることがあります。
私は初めて受けた大学院の入試で、1時間半ほど待ち時間があったので、
そのときにずっと面接のシュミレーションを自分の中でしていました。
それが結構自分の中で練習になったと思っています。

また受験大学院に知り合いがいる場合や、
先輩で志望大学院を受験している人がいる場合は、
どのように面接が進められるか、聞いておけると良いです。
心理系大学院の面接でも圧迫面接が行われている場合もあります。
その辺りもイメトレしておくと、当日驚かずに、自分の力を発揮できると思います。

最後に

面接は自分をアピールする最大のチャンスです。
面接15分程度は、
「自分はその大学院に進学するにふさわしい人間だ」
と暗示をかけながらでも、自信を持って自分をアピールしてほしいと思います。
自分が緊張していても、他の受験生も同じように緊張しています。
その中で、少しでも大きな力が発揮できると合格に近づくと私は思っています。

少しでも心理系大学院を目指す方々の力になれていると幸いです。


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