百合作品(アニメ)
最近百合アニメにハマっている。
つい先日ひょんなことから「やがて君になる」を再視聴した。
初めて見たのは高校1年の頃だったと思うけど、時間が経って大人になったということだろうか、大学4年の今見てみたら、感じ方が当時とずいぶん異なっている。当時は一般的な男女の恋愛モノ作品群と同じような感想を抱いていたが、要は言葉や行動による愛情表現そのものに惹かれていたのだと思う。
性的な表現に近ければ、よりリアリティが感じられてわかりやすかった。
ただそこに異性間・同性間の区別はなく、単に「恋愛モノ」と一括りにして消費していた。
しかし、この理解では浅いと思う。
やが君を視聴し考察する中で、百合とは女性同士の”恋愛・友愛を超越した神秘的で運命的な関係性”を表すのではないかと思った。
恋愛・友情といった俗っぽい感情では解析することができない、決して異性間では成立し得ない関係性である。
この点で百合は一般的な男女間の恋愛モノと一線を画している。
やが君により百合に魅せられた私は、次に「安達としまむら」を視聴した。
こちらはライトノベル原作の百合で、漫画原作のやが君とは異なり登場人物のモノローグが主体となって話が進んでいった。
アニメでモノローグを多用することについては議論の余地があると感じたが、内容はすごく好みであった。
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