見出し画像

生きていく目的探し⑤ ただ 今を生きる 生きていればそれで良し



⑤ただ、今を生きる。
生きていればそれで良し




過去の耐えがたいトラウマも、
未来への不安や絶望も、
今この瞬間に実際に起こっていることではありません。

私達人間は常に過去に囚われ、
予測不可能な未来に不安を覚えて生きています。



子育てをしていると、子どもと大人の思考の違いがよーくわかります。


子どもは目の前の事に
いつも100%で挑みます。
あと先考えずに、ただやるだけ。 


そして興味の対象が変わったら、
瞬時に次の行動に移ります。
行動範囲は広くないのに、
クルクル🌀よーく動きます。


一方私達大人は、過去と未来に引っ張られ、
一体今の自分にとって何が問題なのか…
やりたい事はなんなのか…
それすらわからなくなってしまうことが
よくあります。
そして止まり、滞る。


自分から動くことはせずに

今自分に起こっている問題を

他人や何かのツールに委ねるて見つけてもらう。




これってとても不思議なことだと思いませんか?
将来を占っても、結局スタートは今この瞬間から始まるのだから。



過去に起こった事と向き合う事は
大事でもあり、一部必要かもしれません。
しかし、その意味を納得できるまで探し続けることはとても時間と体力を消耗します。


過去の出来事も未来の心配も
結局は今起こっている訳ではない。
その時の気持ちも正しい対処の仕方も
未来の出来事も
その時でないと
結局はわからないままなのです。



私はよく来院されるママ達に
「生きているだけで充分」と伝えています。


もちろん困っている事には対処し、
ママ達が目標とするゴールに向けて、
どんな事を今からしていく必要があるか
という事を相談し、
授乳の方針と施術内容を決めていきます。


でも最も大切な事は
今の自分の身体と心の状態を自覚し、
把握してもらうこと。
ここを理解していないと無理をしてもっと辛くなってしまったり
目標と現実があまりにも乖離して全てが嫌になってしまうからです。


赤ちゃんに100%向いている意識を
自分に戻して、今からできる事一歩ずつ。


育児という特殊な場面でなくても同じ

大事な事は
今の自分を客観的に見る事。
そして、今を生きる事。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?