見出し画像

【化粧品プロデュース業】トコトンまで知りたい!

久しぶりに
化粧品プロデュース業のお話です。

クライアント様の
化粧品の処方をしております。


クライアント様が販売する際に
ワクワクしてモチベーションが上がり
かつお肌にも良いだろうという
素敵な成分を発見しました。


もう大興奮です!


さらに
専門文献を購入して調べた
ある成分2種。


どちらも甲乙つけれないほど良かったので
クライアント様に選んでいただき
これもまたメインの成分として決定。


そしてクライアント様から
これは配合してもらいたいと
ご指定の成分1種。


この3種だけで素晴らしい成分なのですが
ここで終わるような私ではありません。

補足の部分の成分も
それだけで謳えるような成分で
しっかりと脇を固めました。

FORISAと同じ価値観での処方です。


しかし工場で取り扱っていない成分や
化粧品の特徴上、配合不可の成分もあり

「ではこれならどうですか?」
「あ!そうですね。それなら…」
とこちらから提案するものもあれば

「ないのでこれでどうですか?」
と工場の方からのご提案もあります。

そこで問題が起きました。

私が
「その成分はまだリサーチしておりませんので、
詳しい資料を送ってくれませんか?」
とお願いしたら

「資料の開示は致しておりません。」
という返答。

このようにお断りされたのは2回目ですが
今回に限りと
プレゼン用のPDFを送って下さりました。
担当者様には感謝申し上げます。


FORISAの工場の担当者様にも
同様にお願いしてみると
丸々コピーではないけれど
ご要望があれば資料はお渡ししますよというお返事。


ふと、思い至りました。

もしかして
通常化粧品を作る時って
大手化粧品会社以外は
皆さん工場に丸投げして
そんなに深く成分について調べないのかしら…


私は自分が納得して自信がある化粧品しか
世に出したくはないし
私を信じて任せてくださる
クライアント様に対して
中途半端に妥協したくないと思っています。


今後の対応策として
工場ではなく
成分会社様に直接お問合せをして
資料請求させていただく予定です。


「そこまでして知りたいか?」
と聞かれたら

やっぱりどんなに苦労はしても
納得するまでトコトン知りたいのです!

(原文:2019年5月11日記)