私のこと ~ 短大へ推薦入学
さて、やっと中国語が学べる短大の推薦入学のOKを親にもらったのはよいのですが、次は学校側への交渉!
担任の先生に推薦入学のお願いをしたところ、
もう笑っちゃうほどびっくり仰天してました。
慌てて私の成績をチェックして、
「この成績なら(推薦)いける!あとは校長だ!」とすっ飛んで校長先生に推薦文の申請やその他の書類作成に奮闘していただきました。
無茶振り本当にごめんなさい。
とにかくギリギリだったので、急いで申請して、やっと面接試験!
面接会場では、エスカレーター式の生徒が余裕で雑談しているのを横目で見て「せっかく母が進学を許してくれたんだから、絶対受かる!何としてでも!」と、意気込んでました。
面接はいきなり全員中国人の講師陣。
面接は日本語でしたが、初めて見る中国人にすごく緊張しました。
質問は本当にありきたりのもので、受験ギリギリだった私は「マニュアル」を勉強してなく、、、というか当時の田舎娘の私としては、面接マニュアルの存在すら知らず(だからコーセー落ちたのか?)、全て「素」のありのままの私で受け答えをしました。
1番偉い中国人講師が最後に「何か質問とかありますか?」というと、
もう待ってました!!!とばかりに
「この推薦入学に万一落ちても、第二次推薦入学に申し込んでもいいですか?」
「それも落ちたら今度は正式に筆記試験で一次と二次に連続して受けてもいいですか?」
「私、絶対この学校で中国語を勉強したいんです! ダメなら浪人して来年でもいいです。絶対ここに入りたいんです!」
って熱弁したら、ものすごく呆気にとられた先生方が
「ちょっと待ってね」と言って、中国語でミニ会議。
そして。。。。
「あなたね、そんなに心配せんでいいよ。
合格ね!はい、4月にまた会いましょ。再見」
さすが中国の方!柔軟性に富んでいる。
その場で合格を言い渡されました。
もう腰が抜けて、お礼を言って何とかドアまでたどり着いたら、そのあとはしばらく歩けませんでした(笑)。
漫画でよく見る腰が抜けたって、本当にこんな状態なんだな~と思いながら、落ち着くまで人目も気にせず、ずっと廊下に座ってました。
というわけで、
私の中国語ライフはここから始まったのです。
(原文:2017年5月6日記)