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どうして風船を始めたの?バルーンに出会って~そして、これからの私。

イッツミー!

バルーンアーティストしばたふみです。

前回までの記事では、バルーンアートに出会う直前までのいきさつをたっぷりと語らせていただきましたが、今回はその続きから!

芸能界への憧れが捨てられない私は、フリーターとしての生活を続けていました。そして26歳の秋、近所で、バルーンアート教室が行われていることを知りました。営利的な開催ではなかったため、参加費もお手頃で、思いきって参加してみることにしたんです。

正直、それまでは私にとってのバルーンアートは、

「子供を喜ばせるための、ちょっとした特技」

みたいな印象がありました。

でも、実際やってみたバルーンアートは本当に難しく、風船を一回転、捻るだけでもとても怖かったし、正直、作る楽しみを全く感じられないまま、二時間弱のお教室は終わりました。

でも、それと同時に、出来上がったバルーンを手に取ったとき、

「こんなに可愛い作品を「私が!」作れたんだ!」

という強烈な喜び、達成感を感じました。実際は、殆ど先生のサポートをいただいて作ったものなのですが、それでも嬉しかったのです。

それからは、バルーンのお教室を通い続けなながら、ごくたまに、バルーンのグリーティングのお手伝いをするようになり、自分の作るバルーンアートで、人を喜ばせることが出来る!という発見がありました。

バルーンアートを仕事にしたら、自分の好きなことでお客様が喜んでくれる...それに、回りに散々馬鹿にされたロリータファッションを衣装にして、人前に出ることができる!

芸能界に憧れ続けて、なのに大きな行動ができなかった後悔と、これが、人前に出る仕事をする最後のチャンスかもしれないという思い。

頑張ってみることにしたんです!

そしてちょうどその時期、バルーンアートとは別で、撮影会モデルのオーディションを受け、幸いにも撮影会モデルとしての活動もさせていただきました。当時27歳、モデルとしてはギリギリの年で、とても貴重な経験をさせていただけるとともに、

「モデルを続けられるのは年齢的にも、きっと2年くらい。それまでにバルーンアーティストとしての成長をして、立派なパフォーマーにならなければ..」

という意識もしていました。

そして想像通り二年後。モデルを卒業した私はバルーンアーティストとしての活動を更にしていく事になります。

沢山の思い出があります。

飛行機に乗って遠くの土地でのパフォーマンス。

朝に本番をして、衣装のまま新幹線に飛び乗って横移動。

制作時間9時間をかけてのバルーンコンテストの制作。

芸歴は12年目になりましたが、まだまだ成長出来るところばかりで、充実感や喜びを感じています。

バルーンアーティストとして、沢山の経験をしてきましたが、痛感していることは、世間のほとんどの方は、バルーンアートの事を「犬やお花を作る人」というイメージを持っているということ。

あと、バルーンアーティストは、芸能界と切り離された業界だと皆さん考えていらっしゃる事。

バルーンアートのすごさを、もっともっと伝えていきたいし、私しばたふみは、もっともっと有名になってお金を稼いで、世の中に貢献していきたい!

まだまだ、頑張ることが沢山あって、ワクワクしています!


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