私が暮す山奥の集落は
扇状地の始り

川を縫いながら
山道を下ると
広がる景色

四角いセロハン紙が
敷き詰められたみたいな田んぼが
横たわる河と共に
キラキラと
夕空を映す

ずっと
ずっと
さざ波の様に
耳に届く
蛙の輪唱

移ろう四季の
美しさは
見飽きる事がない。
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