見出し画像

線香デビューレビュー

この間、TVerでやすとものどこいこを観ているととろサーモン村田がお香を紹介していた。村田はこの匂いじゃないと落ち着かなくなって常に持ち歩いていると言っていた。これを聞いた僕は「なんか大人っぽくていいな」といかにも子どもらしい考えで近くにお香が売っているところがないか調べた。どうやら横浜駅にお香の専門店っぽいところがあるらしい。しかも大人っぽい。というわけで早速横浜駅に向かった。まず行ったのが「香老舗 松栄堂 横浜店」いかにも老舗っぽい名前に惹かれgoogle mapに頼りつつ店舗に到着。そこには想像の4倍大人っぽい店構えが。せいぜい蕎麦屋くらいのもんだろうと思っていたらマジもん料亭が現れた。その日は自転車、半袖、短パン、サンダルの少年夏休みスタイルだったためブルって入店を断念。次に向かったのが「東京鳩居堂 横浜店」こちらも松栄堂に負けず劣らずビビらせてくる店名だが店舗はそごうの7Fにあるらしい。そごうの7Fにある以上は鳩居堂はもう追い詰められたと言っていい。そごうの7Fといえば紀伊國屋書店、LOFTという2大「特に用はないけど一周する店」を擁し、横浜に足を運んだ僕を何度も誘っては青木まりこ現象をひきおこしてきた。僕のそごう7Fの滞在時間は常人のそれをゆうに超える。今度は確固たる足取りでそごうに向かう。そのまっすぐなまなざしは歴戦のF1レーサーを彷彿とさせる。半袖、短パン、サンダルのアイルトン・セナがヘルメットよろしく財布と自転車のカギが入った小さめのかばんを抱えて地下通路を歩く。7Fに到着し、鳩居堂をさがしつつLOFTを一周。青木さんに会ったので一旦トイレへ。LOFTの探索を終え鳩居堂に到着。こぢんまりとしたいかにも和風な店舗にはお香だけでなく扇子や便せんも置いてあった。微塵も興味のない便せんに目配せしつつお香コーナーに到着。さすが鳩居堂という名前だけあって結構な種類がある。匂いを試せるものがあったのでそこにあった7~8種類くらいのお香を人目を気にしながらすべて嗅ぐ。これは本当に衝撃の事実だが僕が嗅いだ全てのお香は同じ匂いがした。正直これはまったく意味が分からなかったし怖かった。お香の世界には足を踏み入れてはいけないのかと思わされた。結局名前の響きで梅ヶ香を購入。

家で使ってみたところかなり良かったのだがかなり長くなってしまったのでレビューはまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?